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デジタルな振る舞いキャンプ Essential 2.0 夜明けは来るのか

ちょっと暗い映像で申し訳ありません。
皆さんは、1980年ころに一時期流行した『MSX』というPC-OSをご存じでしょうか?
当時、TVゲーム機・ゲームセンターのテーブルゲームに飽き足らない強者は自作のゲームをMSX規格で製作して楽しんでいた。かくゆう当方も、バイト代をはたいて、機材を揃え、最新式のRGB対応のTV機を購入し、雑誌に載っているコード表を頼りに、一本指でキーを叩きながら、SAVE・Enterで画面が変わり、ゲームが起動したときは飛び上がって、自分を誇らしく思ったものでした…コードとの格闘は深夜に及び、ゲームが動き出す恍惚感と動かない時の絶望感・やり場のない怒りなど、狭い部屋の中で隣に寝ている弟に文句を言われながら、PCとの格闘は続いていた毎日。

いま参加しているキャンプでも、まさにそんな思いに毎日とらわれている。
当時、大学生だった奴が頭に白いものの方が多くなった今でも、そんな気分を味合わせてもらっています。しかしながら・・・

スケジュール感には慣れてきた。ジム通いも再開した。慢性的な腰痛も鳴りを潜めてはいる。久しぶりに再会したためか、筋肉痛というおまけもついてきたが。
こちらが、入力した反応が予期した以上の動き・回答を引き出せた際は、得も言われぬ感動が襲ってくるのだが・・・

振り返ってみて、分かったこと。感動はするが、何か物足りない。なーんかスキっとしない。満足感が得られてはいるが、チグハグだ。
原因はわかってはいる。いかんせん『根本的な構造』が判っていなからだ。『どうしてこうなるの?』と考え始めると手が動かない。課題の指示・サンプル通りに実施できれば、満足に起動するが、ちょっとこちら側でアレンジを加えると、とたんにエラー・起動停止・おかしな画像が表示されたり・・・
3分タイマーの起動でも、Chat-GPT先生には完ぺきなプロンプトだと考えた文言でも動かすと、エラー・エラー・赤字・赤い丸・・・
他の方の提出物を見ると、すばらしい発想・色使い・こんなところにこんなものが・・・とナンデ?ドウヤッテ?と考え込んでしまう。

『提出はなるべく早くエントリーを』『報告は簡潔・具体的に箇条書き』『結果的に何をやったの?』『成果物は?』『趣旨・背景を理解して』と言われ続けて突っ走ってきたためだろうか、根本的な構造を理解していないクセに、直感的に動かそうと考えている。
これが、プロンプトは簡潔だが、理解できない表現になっているのだろう、Chat-GPT先生を混乱させてしまい、エラー・期待したような回答が出てこない。期待したものでないと、以前のように断念・放置したくなる気持ちが芽生え、そんな自分に腹が立つ。ハラガタツ!

しかしながら、この3週間で、ちょっと落ち着いてき始めている自分も感じている。腹を立てても仕方がない。もう少し肩の力を抜いて、もう少し腹が立つ自分と付き合って、取り組んでみるのも悪くないかもしれないと囁いてくれる自分も確かに感じ始めてもいる。
キャンプが終わって振り返って、再確認するもの悪くないかもしれない。
もう少し時間があるときにでも、構造的な部分の理解に触れるようなこともしてみるのも悪くないのではと考え始めている。

デザイナーでも、IT担当でも、マーケターでもない、実務家として生きてきた自分には、もっと先かもしれない、デジタルを動かす側の意識を理解できるだけでも良い経験だはないかと考え始めている。

そんな自分にたじろぎながらも、もう少しこのキャンプで右往左往してみようと感じている。
ちょっとレトロチックかもしれないが、昭和の歌姫・不死鳥が言っていた『今日の自分に明日は勝つ!』を地で行けるように、デジタルを動かす・振る舞える人に近づいていこう!

#デジタルな振る舞い 、#Essential、#DeC、#リスキリング

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