初代【FORTUNE TRINITY】個人的に思うシリーズの考察と批評[番外編]
ついに満を侍して、この時が来てしまいました(私得)
noteに初代FTの個人的な感想と言いましょうか、
シリーズを独断と偏見に基づいて考察と批評を書いちゃおう!ってコーナー👏
最初にお断りですがこのnoteの内容は、メダルゲームを遊ぶようになった新規さんやカジュアルゲーマーに読んでもらう事を目指していない
かなり精通してるマニアックかつ玄人向けのnoteです。
で、初代はとにかく書きたいコトが山ほどありまして1万文字ぐらいは超えられるように熱く語りたいと思ってたんですね
(実際には12000文字程度に膨れ上がりましたw加筆修正と追記で目標文字数を超えるw)
それゆえにメカニックな技術分野や単純に遊んだ時のプレイ感覚やら多岐に渡り何から書けばいいのか自分自身でさえも中々纏まらなかった(執筆中時点)んですが、
noteには目次機能ってのがあるみたいなので、読みづらいかもしれませんが各項目に飛べるようにしてあります📝
機種のカテゴリー別にざっくりと書いていって
⚪️良いポイント
⚪️悪いポイント
まあ大体、大きく別けてこの二つぐらいで批評したいと思っています。
(どちらかというと改善点挙げたりや感想っぽい箇所もあるのでご留意下さい)
ちなみに初代は2010年2月頃に稼働したので既に10年以上経ってるんですね
もはや初代は神格化され気味ですが、個人的には当時感じたダメ出しも数多く結構ありますw
このnoteでは単なる初代ベタ褒めってワケでは無く問題提起をしてる箇所もあります。
最近の私のFT好きからは垣間見えない意外な評価と思われるかもしれませんが、
良し悪しを探し出して洗い直してみると新しい発見があったりと枚挙に暇がないのも初代の持ち味ですからね!ネタに尽きないってスゴい事。
それではちょっとした戯言にお付き合い頂きたいと思いますw
目次
💡ポイント💡
✍️読み直す時とかは目次を使ってもらったほうが早いと思います✍️
⚪️世界観
FTシリーズは皆さんご存知、実在する世界遺産を題材にしてるんですけど、
これがとんでもない発明というか斬新でした。ロケテ当時はまだ2009年ですからね
メダルゲームが実写、世界遺産との融合ですよ!
FOシリーズまでのゲームっぽいトレジャーハンター的な宝探しの冒険
って枠組みを超えてリアル路線なスケール感になりました。
それで初代ロケテポスターのキャッチコピーが、
「かつて無いチャンスの嵐。世界を股に掛けた冒険が今始まる。」ですよ!
世界を股に掛けた冒険ですよ!(大事な事だから2回
▼画像引用元
ポスターとか見ただけでこれだけ遊ぶのが待ちきれないワクワク感を掻き立たせるみたいな衝動になったのは初代以外であまりない気がします。
思い出せば他にもあると思いますがFTの店頭販促ポスターは本当に良いですよね。
他にもパンフレットとかKONAMIの資料に書かれてた、
抽選マシンを抽選!
JACKPOT抽選の魅力満載‼︎
「抽選機を抽選するかつてないドキドキ感!選ばれるJACKPOT抽選はバラエティ豊かな3種類、今までにないゲーム性と魅力的なアイキャッチ抜群です。」
っていうキャッチフレーズもすきでしたw
⚪️キャラクター
実はツッコミどころかが満載でして…
⚪️銀髪男性(セインカミュ)
⚪️黒人女性
⚪️サル
BGMの項目で後述しますが、▲ギタドラに収録されているcroquetteのジャケ絵
この初代メインキャラクターのトリオ組は未だに名前が判明していません!w
(公式が10年も野放しで仕事してないシリーズ)
FT2以降からはキャラクターの背景、設定とかも出るようになったんですが、
初代ってこういう肝心なところがめっちゃ不遇ですよね…
先代機種のフォーチュンオーブシリーズのトリオですら
「ヒロシ」「博士」「キャサリン」ってちゃんと名前あるのに…。
2からは初代で活躍した両親の息子である「フリオ」と、「トレイシー」と「ハニタロー」のトリオが活躍する事になります。
ってかシリーズで見ると初代両親の面影ってフリオに全然ない?ですよねw
娘のサニーは逆に母親似でトレイシーに凄く似てるので余計にそう思いますw
ここは一つ冗談っぽく言うなれば、
フリオは養子か隠し子か本当は実の息子じゃない説を提唱したいと思いますw
▼ 2021年3月2日:追記
なんと!w
コナミ公式Twitterアカウント『KONAMIメダルゲーム通信』から初代フォーチュントリニティのキャラクターに関する設定資料がツイートされました!
🔵アズーロ、イタリア語で青色の意味
🔴ルーベル、ラテン語で赤色の意味
ここにきてキャラクター名と名前の由来も明かされましたwww
初代稼働から11年越し…ファン待望の資料ですね!
てか、このnote書いてたのが2月23日なので、わずか約1週間後に公式からちゃんとした激レア設定が公開されるなんて思いもしませんでした。
ちょっと折角なので名前の由来の考察を追記します。
アズーロは青い服装てかジャケット羽織ってて、
ルーベルも赤い服装、ジャケットを羽織ってますよね
🐵猿は黄色い帽子(ヘルメット)を被ってる…
いわずもがな、キャラクターがFTの3色になってるんですよね。
これめちゃくちゃ今気付いてビックリしたたんでトリビアの種どころじゃねえ!w
なんか11年越しに謎が判明したというか
解決した感あって追記分を書きながら私は今、ただひたすらに感無量です😭
コナミさん、あとは猿の名前だけですよ(ボソッ
▼ 2021年3月9日:追記
またも公式からFTに関する設定資料が投下されました。
先述した通り、長らく名前が明かされてこなかった🐒猿の名前です
『ジンガ』で、マレーシア語で橙色を意味するみたいです。
ここにきて猿の名前がまさかのFTカラーの黄色ではなくオレンジ色…w
あえてトリオ組のモチーフを「青」「赤」「橙色」ってひねって来たのは、
制作サイドの意図というか狙いがあるんでしょうかね?
世界的に有名な猿の名前、とある宝石の名前etc.
みたいな由来があれば良いんですけど、残念ながらこのnoteを書いてる私の浅はかな引き出しでは(サッカーか牙狼以外に)ジンガが橙色以外に何を意味するのか分からなかったので判り次第追記しておきます。
あともう一つだけ書きたい事がありますw
>>「皆様からのご要望が多かったもう一人の主人公、名前の由来は…!?」
公式ツイートのなんだけど、主人公格のアズーロとルーベルはともかくとして、
猿の名前が気になってた人ってメダルゲーマーさんで居ました??w
(誰得ならぬ私得で本当に有り難い🙏)
コアなユーザーでも大半はJPの演出良いねとかオーブくん、フリオ、サニー好きってぐらいで
猿の名前にツッコミ入れてたの私ぐらいにしか居なかった気がするんですけどw
この歴代のFT比較表は私のTwitterに載せてるんですけど、
実は作ったのが去年の12月中旬前からでFT4はこの去年時点での決算資料を見て参考に2月と書いてしまったので実際の1月の稼働日からはズレてるというね。
あっ着眼点はそこじゃなくてキャラクターの項ですw
この図を作ってる時はFTの系譜をまとめつつも
“明かされてない設定部分”に半ば冗談、面白半分に
FTの長年の謎が解ける事に願望を込めて作ってました。
一昔前のKONAMI公式へのお問合せの返信なんて結構塩対応だったので名前が明かされる事には決して期待できなかったです。
まさか3ヶ月後に公式からちゃんと資料が投下されて、
トリオの名前がアズーロとルーベル、ジンガって予想出来ただろうか?w
てかKONAMIさんなんとなく見てるよね…???ww
それともコナミのメダルゲーム自体(作品)がアンケートとかユーザー側の意見を尊重して汲んでくれる柔軟な方針になったのでしょうかね?
(そうじゃなくてもユーザーとしては製品体験も相まってゲームの世界観と理解が広がるので嬉しい変化だと思いますね)
⚪️払い出し機構やギミック
まずこれは近年全てのメダルゲーム機において比較しても
革命的な発明だと言っても過言じゃないJACKPOT払い出し(演出)機構です。
※一応稼働当初2010年(ロケテ時09年)の技術。
最近メダゲーマーにこう呼称されるようになった俗に言う「精米機」ですねw
まず一言目に技術分野で言いますと、精米機は特許ですw
フォーチュントリニティ自体たしか他にも3つぐらいの特許が取られてて
いや、正確にはもっとあるかもしれないんですが、その内の複数項は分割出願とも言うんですかね?
まあとにかく、JP払い出しの技術は特許です。
JP払い出しにおいては実施形態が3つぐらい想定されて作られています。
⚪️例→映像やBGMと連動してメダルホッパからタイミングよく1枚づつ高精度に払い出す的な技術
⚪️例→図形や文字を6マスドット目に見立ててメダルを払い出す表現系
⚪️例→板を琴にしたり、打楽器ぽく払い出しトークンで音楽を奏でちゃうやつ
2番目の形態はFTシリーズでは長らく使われてこなかったと思うんですが、
FT4のイフリートJPムービーで「J」「P」という二文字を表現するために初めて実施された気がしますね??<<いいぞもっと使うんだ
3番目の形態は未確認だと思うんですけど、払い出すトークン(この場合メダル)で音を鳴らしてしまおうっていうw
簡単に言えば木琴、鉄琴の鍵盤打楽器みたいな感じでしょうね。
ちなみに、グラクロ式のメダルを手で滑らせてメダル投入ってのはグラクロからの特許ですw
⚪️スカイルーレット
▲直径3メートルの超大型天井ルーレット
他のメダルゲーム機では類を見ない&天井の余白空間を使った大胆な演出装置。
デッドスペースを有効に使うってのは同じコナミだと2009年稼働の物理抽選を備えたビデスロ機「インフィニティリングズ」のデュアル?ダブル抽選機ぐらいですかね?
インリンの特許の場合、デッドスペースを有効活用する云々が明記されてましたかね。
FTではスカイルーレットの止まるマス目でPO率の調整を容易くする、大型ルーレットを使った物理的な配当報知演出(実際には内部だけど)みたいな内容でした。
恐らくスーパースカイの事を指してるであろう記述もあってAグループ、Bグループで計10Stの払い出し総量を調整するみたいです。
あと他には球体物(オーブ)のスクリューの搬送方法なんかも特許ですね。
他にも書きたいコトあるんですけど専門的な特許の事をいうと記事がもっと長くなっちゃうので、
全貌や詳しく知りたい方は前回のnoteでも書いた通り
特許情報プラットフォーム|J-PlatPat [JPP]などで調べてみて下さい。
話を精米機(演出)に戻したいと思うんですが、
やっぱり特許技術も語らなきゃコナミもといFTシリーズを語るべくして語れないので前説明が長くなっちゃいますねw
⚪️JACKPOT払い出し演出
近年では、
⚪️メダルが噴水のようにぶっ飛んだり
⚪️1000枚のメダルタワーが作られたり
⚪️吊された網から2500枚降り注いだり
等
プッシャー機ではビデスロ系などでは到底味わうことの出来ない視覚的なギミックが搭載されてるのが醍醐味であり素晴らしいんですよね。
初代は2009年にロケテが実施されまして
ロケテ参加勢が上げた写真や動画等でJPのメダル払い出しは一体どこから!?って話題になりました。
まさかあの隙間部分からメダルが降ってくるなんて思わないでしょw
JPゴンドラの金属板にメダルが反射しながら落ちる感じも
本当にビジュアルとインパクトが衝撃的なものだったって当時も今も思うw
(今思えばFOJPムービーは松明がバンバン燃えてるだけなのにw)
それ故に初代が築き上げた基盤は強固でして、
コナミのメダゲに問わずですけど後発、シリーズ作品のメダルゲームというゲームジャンルの批評に大きく影響する要素かなと思っています。
(例えるならば、さんま、たけし等の大御所芸人の敷いたレールを雛壇の若手芸人達が走らされてる的な感じ)
つまるところ開発側は特許も戦略も考えなきゃだし、
コアユーザーの期待も応えるにも既存機種のインパクトを超える機構を開発しなきゃならないんで、コスト諸々開発ハードルが高いと思うんですよね。
オマケにオペレーター側の安定稼働やメンテ難易度も考慮して設計開発しなきゃでしょうし大変ですよね…
一般的なユーザーは勿論ただ遊ぶだけで知る由もないので制作側の苦労を思うと…w
因みにFT4は[前編]でお伝えした通り色々と問題が諸説あるんじゃないかって話、
リスクを取らない既存筐体を再利用した新作リリースなのかなと考察しました。
(ギミックで言うとドラム式抽選機は追加されたけどねw)
⚪️ステーション間
筐体関連で言うとこれは目から鱗というか意外なと思ったんですけど、
テーマがトレジャーハンター、お宝探しじゃないですか?
初代はゴテゴテした装飾が少ないんで(強調)、ステーションとステーションの間にも余白があるんですけど、それ故にある問題点があります
画像で言う左側とかを指しますけど、
ST間にどこからか飛んできたメダルがモリモリ増えていくんですよねw
当時、私はこの端に積もったメダル達はアクリル製の装飾が見えなくなるから超邪魔だと思ってた派ユーザーなんですけど、
積もったメダルがまるで宝の山みたいでFTの世界観と合致するっていうツイートを見かけたので
あっ!たしかにそういう発想もある〜!って目から鱗でした。
一見するとネガティブやマイナスに見えるコトも180°視点を変えるとプラスに見えるという
心理学的に言うリフレーミングでして、
全然違った見方や解釈を出来るので物事を俯瞰的に捉えるコトは重要ですねw
固定観念に縛られなければ視野が広がるので、作品やテーマの意図など様々な観点からポジティブに批評出来るようになりますね。
でも実際は初代の時点で開発側はどう捉えてたんでしょうね?
ただ残念ながらFT2でオーブをプールする機構やSTとの間にアクリル板で隔離壁が作られてしまったので、宝の山が作られる事は物理的に無くなりました。
開発側やオペレーター的にはメダルが飛んできてフィールド外に積もるのは想定外の挙動でダメだったんですかね。
因みに装飾壁のことを私はベルリンの壁って言いたい(今思い付いただけw)
そして隣が見えるST間の余白はFT2以降で
金属板や装飾アクリル板、ましてや「大砲」で塞がれてしまったのでかなりのマイナス評価をしていますw
改悪とはまさしくこういう事を指すんですよ…
オーブが払い出される様子やギミックが好きだったのに2でこの要素完全に潰しに来ちゃったのでw
FT3で大砲が撤去されてかろうじて払い出し機構が見えるようになりましたが、実はFT4でもどのシリーズからコンバートしたかで装飾壁や大砲がある筐体もあるようです?w
※装飾壁やアクリル板はどのシリーズからのVerUPによる残り物みたいです。
⚪️自ステーション周り
ステーションの高さ?座高?が全体的に低めに設計されてるコトに関して
これ今は慣れちゃったんで言語化というか説明や評価をするの難しいんですが、
遊ぶユーザーの好みとかだと思うんですけども、それまで当時主流だった
⚪️フォーチュンオーブ
⚪️ファンタジックフィーバー
⚪️グランドクロス
みたいなコナミの大型プッシャー機って座った時に、
プッシャーフィールドとメダルやカップを置く所がほぼ同じ位置なんですよ
なので相対的に手元もフィールドと同じ位置に来るぐらいだし、
視線もフィールドに対してやや下向きぐらいの加減なんですよね(身長による?)
ところがどっこい!FTはちょっと違いまして
考えられる設計要因は
⚪️センターの精米機払い出し(センターへの供給)があるから必然的に高く出来なかった
⚪️パーソナルクルーンという自STに抽選機があるから
⚪️横穴(親落ち)を見られないようにするため
等
この低さは考察する上で絶対に今日の記事に書きたいと思ってたんですよね!
ガリレオみたいに横穴(親落ち)に目隠しカーテンが掛かってるとかじゃなくて、
プッシャーフィールドが低い位置にあって横穴が構造的に見えないんですよね
初めて初代を遊んだ時はフィールドがめちゃくちゃ下側にあったから
グラクロ同様にグラクロじゃないのにメダルを滑らして投入する違和感?
プレースタイルは何となく独特でしたね。
今となってはこの低めの構造こそFTの筐体!と言える気がするので好きですがw
⚪️ガラス扉周辺の構造
自STではもう一つ問題点的なのがございます
これは私個人の意見ですがマイナス評価だと思っていまして…現に思ってる人も多いかもしれない構造的欠陥?微妙なさじ加減の設計部分なんですね。
プッシャーフィールドが分割されたガラス(縁)によって見えづらいコト!
私の語彙力では言語化できないので画像でご確認くださいw
どうです?
このサッシ?額縁?みたいな金属のアレw
座った時に肝心のオーブとかトレジャーボールが見えづらいでしょw
これは流石に一枚のガラス扉とかに工夫出来なかったのか大変気になりますね。
それで、
FT3においてはこれまた自STは魔改造、大改悪されまして
⚪️オートエントリーユニット
⚪️ダイレクションレバーの金属棒
⚪️アラクリみたいなプッシャーテーブル上にアクリル板
追加されてプッシャーフィールドが完全にゴテゴテMAX…。
視覚的な意味で言うフィールドは二の次っていうプッシャー機での物理的な楽しみが奪われたようなタイトルでございましたFT3は(半ギレ)
しかしFT3等からのFT4コンバートでは取っ払うケースが多いみたいなので助かりましたね(先述した通りverUPしても取っ払わないお店があるらしい?)
⚪️自STメダル払い出し
自STの払い出し方法は初代は勢い余って横に着地する場合が多いと思うんですが、これは若干お店のメダルの材質や大きさでも評価が変わるかなぁ
まあ払い出し方法は割と酷い印象なのですけど、これはもはやFTシリーズの醍醐味って事にして良いのかな…?
2以降は金具が追加されて割りかし改善された気もするんですけど、
後述するレールが垂直なので初代と比べると味がないんですよ。
と言っても初代の払い出されてメダルがテーブルの端っこに行ってしまうのはあまり好きじゃないですが。
が、しかし、初代の独特な払い出し方法(ルート)は結構好きですw
払い出しレールには特に柵とか補助する板がなくて丸裸なんですよね
払い出されてるメダルの移動する様をダイレクトに見る事ができます。
レールが少し傾斜がかって設置されてるので柵がなくてもメダルが脱走したり飛び散らない設計なんですよね。
この良い意味で開放的な払い出しレールは他の機種や会社ではお目にかかれないので貴重だった気がします。
しかもレールを支えてる支柱が緑のアクリル蛍光板でお洒落なんですよね。
やはり、2以降3と4とオートエントリーやホッパー機能が追加されてしまい、
完全にST間が隠れてしまったのでこのアクリルの支柱は殆ど見えていません。
2以降はどれも初代の意匠?デザインを汲めてないのが痛いポイントかな。
機能追加で空白域を消費すると思わぬこういう所で評価が落ちるんですよねw
⚪️トレジャーボール
通称ゴミですw
ゴミもといトレジャーボールの存在は
初代を語るには避けて通れない要素なんですが…
一応擁護するとお店のペイアウト率にもよると思うんですけど、、、
基本的にこの初代の中ではかなり酷いお邪魔オブジェクト、要素です。
喜ばしい状況が非常に稀、むしろ皆無。
開発側の意図としてはきっと
数の多さで作品テーマにも通じる財宝ザクザク、トレジャー感(時期的にはライバルのガリレオファクトリーも意識?)を演出したかったんでしょうけど、
ユーザーとしてはお店の設定が悪いとフィールド重くなるわ10WIN多発でひたすら苦痛で大失敗なんですよね。
後述するスカイルーレット等への挑戦権利みたいなのがあったら
当時から大歓迎されてたかもしれませんが
折角このトレジャーボールを落としても得られる対価がオーブと比べて中身ゴミしか出てこないっていう初代の一番ダメダメポイントです…。
初代を遊ばれる方はトレボ×10の恐怖に怯えながら勇気を持ってプレイして!
(決して大袈裟ではない)
上記の理由を鑑みてFIRE JPCも私個人的に酷評であります。
てかFIREはシリーズ通して最低配当、残念賞が設けられてるJPCだと思っています。
⚪️紫ステップ3先取でトレボ×10個獲得だし、
⚪️緑ステップに至っては2先取で50WINなんですけど
初代の赤JPCハズレ配当多過ぎでしょ…。
でも初代とFT2の反省からかFT3(チャンスボール)で超有能になりました!
FT4でも姿変わってスフィアになったけどスフィアルーレットでポテンシャルを秘めてるのでFT4のゴミは1と3の中間ですね。
初代とFT2(チャンスボール)だけですね酷い役割を充てられてるのは(異論は認めn
小さいボールはFT3以降で化けるよと10年前のキミに伝えてあげたいよ(コナミ感
⚪️デザイン
デザイン関連はもはや秀逸すぎて何から突っ込めばいいのレベル👈
初代はやっぱり土台づくりがしっかりしてるのとテーマにも一貫性があるんですよね
これだけの月日が経ってるけどそういう箇所での粗がないのは凄い事だし、
未だに愛されてるのは本当に細部まで拘ってるからなんだと感じます。
いや、本当にデザイナーさんに敬意を表したいぐらい初代のデザインは凄まじいし、4に続くまでシリーズそのものの土台ってものが初代で完成されてますよね。
私自身、デザインや美術にはそこまで造詣が深くないのでここのパートは想った事をざっくばらんに書き綴ります。
図柄関係で言うと、
最近では珍しいけど9図柄がありますね。
(特筆すべき事では無いけど個人的にはパチンコ、デジタル変動は9図柄はあった方が良い派)
奇数図柄の一部図柄にホルスの目が描かれており世界遺産とか遺跡っぽいエジプシャンなテイストもちゃんとあります。
あと7図柄が非常に特殊なうえに凝ってますよね。
背景にトリニティクルーンが描かれてるし図柄の色味もグラデがかってるプラチナ調で一目で特別図柄って分かるもん
個人的にこの7が好き過ぎて自分史上あらゆる作品の頂点だと思ってますw
後発の2、3、4は単純に虹色の7になってしまったので味気ないかな
2012年以降の他のKONAMIメダゲ機種も概ね虹色なので、同じ感じであんまり印象に残らない図柄ばかり…。
ちなみに初代はオーブ(ORB)とトレジャーボール(BALL)などの特殊図柄も
初代だけ唯一英語で書かれておりスカイルーレット(SKY)もしかり、
後継の2、3、4は全てカタカナ表記で残念…初代以外日本語なのが壊滅的にダサい…。
⚪️デザインその2
これは冒頭でも触れていますが、
ゲームと世界遺産(実写)の融合が上手い具合にマッチしていて
世界遺産を巡る冒険が本作の特徴というか代名詞と言えるんですが、
そこで思い付いたちょっとした考察です。(個人的見解)
実在する世界遺産の実写画像を使ってると思うので、
「通常時」や「確変時」のスロット画面背景の開発?を省けるというかクリエイティビティ(デザイナー側)のコストカットが出来てますよね。
なので0から1という苦労しながら創造する手間等を考えると
無い物より、ある物からより良い物を創り上げる手法、ブラッシュアップする方に労力を使えるので一石二鳥かなと。
ある意味うまい発想だと思うんですよね
勿論CGも使ってると思うので決して制作が楽なワケではないと思います。
マニアックな余談ですが、むしろ余談がメインなんですけども
FORTUNE JPCはビンゴカード形式のゲーム性ですよね。
それでSPECIAL JPムービーの中盤〜終盤あたりに
銀髪男性(カミュ)が手にビンゴカードっぽいデザインの本らしきオブジェクト?謎のアイテムを持ってて
そのあとFOJPCのビンゴカードっぽいモニュメントが落ちてる門みたいな所が開き、トリオ組がジープに乗って財宝が出る道を滑走するシーンがあるんですね
(ここの門をくぐるとSPECIAL JPムービーは終わるまで延々とループになります)
映像の言語化って非常に難いしいんで、実際に気になる方はSPECIAL JPまたはBEATの払い出しムービーを見てみて下さいw
ムービーでキャラクター達も宝探しをしている=FOJPC等に挑んでるユーザー
を表してるようでムービーの統合性?状況とかテーマが合致しますよね。
こういう細かい所を作ってる人達、デザイナーさん達の芸が細かいというか
JPムービーでFTの世界観、ストーリー性を垣間見られてなんだか良いですよね
もちろん初代は各JPなどBGMも神ってるし、テーマの一貫性もあって好きですw
あと最近は音ゲーとコラボしてゲーム内楽曲が遊べるってあまりないのは勿体ないですよね
自社製品なんだから積極的にBEMANI各機種に移植して欲しいです。
デザインの項目で考察してしまい申し訳ないんですが、
▲同じく「croquette」
ギタドラに収録されてまして遊ぶと流れるビデオクリップ(ムービー)です。
ムービー終盤で映るこのシーン、
銀髪男性(カミュ)が手にしてるのが宝の在り処が記された地図とジャイロスコープなんですね。
地図はともかく、この方位磁石みたいなジャイロスコープ(別名:地球ゴマとも)が何を意味してるかって抽選球で使われてるORBに見えませんか?
トリニティクルーン、パーソナルクルーンでオーブが転がってる様とかは本当に
回してる時のジャイロスコープにそっくりだったりします。
以上のクリップとデザインの考察理由からFT ORBのモチーフはジャイロスコープ説を提唱したいと思いますw
まさかcroquetteという楽曲とムービーだけでここまでFTの世界観やストーリーが見えてくるってのも秀逸過ぎますねw
⚪️デザインその3〜FT古代風文字〜
ヒエログリフみたいなエジプト遺跡っぽいFT古代風文字はぜひ入れておきたいですw
これはちゃんと考察して文字としての意味を汲み取れたましたのでw
そしてこれまたシリーズ随一の秀逸なデザイン(フォント風)ですので、
この考察や解説は別noteにまとめて書いてありますので興味ある方は一読されてみて下さいね。
⚪️BGM
これはぶっちゃけ解説ともに筆舌に尽くし難いので聴くのが早いですww
スロット通常時BGMも良いしどこをどう評価しようにも全部神曲すぎるからw
初代は思い出補正もあるんですけど、どの音楽もやばくてヤバイです(語彙力)
ちなみにスピンフィーバーの
⚪️「I wanna kiss you」
⚪️「How do you feel?」
ドラえもんOP曲で有名な女性ボーカルmaoがいずれも歌唱
でもお馴染みの星川上☆ことBEMANIでは知らない音ゲーマーは居ないQrispy Joybox(最近の名義はTATSUYA)さんですが、
初代FTではcroquetteやBe The Legend(※恐らくmao歌唱だけに伊山氏だと推測)と、とんでもない仕事量ですよねw
※BTLを除く上記の3曲は今現在も音ゲーのギタドラで遊ぶ事が可能です。
一応スタッフロールでは初代は三人の方が楽曲を担当し作られてるようです。
⚪️サウンドデザイナ「三登章裕」「小野拓馬」「伊山達也」
JAEPOで配られたCDなどから判明した曲名も書いておきますねw
⚪️「Get Your Fortune ~FORTUNE JACKPOT~」
FORTUNE JPムービー
⚪️「Dance with Firebird ~FIRE JACKPOT~」
FIRE JPムービー
⚪️「Big Wave ~AQUA JACKPOT~」
AQUA JPムービー
⚪️「Croquette」
Special JPムービー出現または確変5連荘以上
⚪️「世界遺産の旅 ~PREMIUM JACKPOT払い出し~」
PREMIUM JPムービー(スタッフロール)
⚪️「Be The Legend」
レジェンドモード時のボーカル曲
等。
ってかこれ以外も超絶的な神曲が多いので必見&必聴です。
あとCD普通に発売したりiTunesで配信してくれると有り難いんですけど、
未だ叶わずなのでもし見てるKONAMI関係者の人が居ましたらJAEPOで配るんじゃなくてコナステなど通信販売して下さいな〜
絶対、一定数の需要あると思う(コナミ感
⚪️終わりに
中々の熱量と根気がないと書けなかったと思うので大変でしたが楽しかったですw
何日かに別けて書いたので統合性が取れているとか文章をどう纏めるかが苦労しました。
文章の改行もiPadで読み書きしてるので他端末環境がわからない故にどこで区切るってのも試行錯誤で頑張りました。
まあとにかく無事に書き終えれて良かったです!
note通算5記事目がまさかのボリューム内容で燃え尽きなきゃ良いんですがw
長年大好きなゲームのシリーズとかをこれだけ考察したり批評、解説する事って
ゲームライターじゃあるまいしあまり無いと思うので改めて見返してみると
ちょっとしたFT wiki、百科事典みがありますねw
しばらくの間、誤字脱字を校正、加筆修正もしながら公開して参りますが
辛口チェック含めてこんなレビュー、考察、解釈の仕方、意見もあるよって捉えてもらえると助かります。
それでは! またお会い出来る日まで🗿
P.S
キャラの名前が判明したくだりは思った以上に加筆修正があって記事中の内容と若干の相違がありますが大体わかるので玄人の読者は脳内補完してお読みくださいw
その他の項目も執筆してた時の温度差や、正式稼働以後も公式アップデートによる差異がありますので、一部は加筆修正しないですw
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