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こんにちは!Legaseedの田中です。

私は最初に、コンサルタントという名の営業職に配属されました。会社からの取引先の振り分けなどもなかったので、Yahoo!電話帳などを利用して幅広く電話をかけるなど試行錯誤していました。

そうしていると5月になった頃に、電話をかける宛がなくなってしまいました。その際私が友達と考えたのが、「東京駅に行くとビジネスマンに会えるのではないか」というものでした。駅の券売機や改札の前で「すいません!」とか「こんにちは!」と声をかけたり、大手企業が入っているようなビルの前で、建物から出てくる人に「お疲れ様です!」と声をかけて名刺交換をお願いしたりと、なんとか連絡先を集めていました。

そこでは何も契約にはつながらなかったものの、その名刺の連絡先を登録して、長期間メルマガを定期的に送り続けていました。もちろん当時の私は新人で、お客様に教えられることは何もなかったので、社長が全体会議で話していたことなど、自分で用意できる情報をお客様に送り続けていました。

そういったことを継続していると、3年後に高層ビルの1Fで名刺交換をしたある大手企業の方が自ら管理職研修に申し込んでくださいました。当日いらした際も「本当にありがとうございます。最初お会いした時は印象的だったけれど、自分はすぐには参加できませんでした。でも今、管理職になってこの研修に参加したいなと思って来ました」と話してくださいました。

いま、皆さんが新規のお客様へ連絡する時、すぐに契約に繋がることももちろんあると思います。一方で、「また営業電話か」という対応をされることも多いかと思います。しかしその中でも「この子は何か違うな」と思ってもらえると将来的なご縁に必ず繋がります。自分たちが必死になってアプローチすることで、その熱量が相手に伝わって「この子凄い頑張っているな、応援してあげたいな」と思ってもらえることもあるでしょう。毎日「〇件電話をかけなければ」などの焦りもあるかもしれませんが、その中の一人にでも自分の頑張っているエネルギーを伝えて、興味を持ってもらう可能性を作り出すことから始めてみてはいかがでしょうか。

「まずは自分が良い状態で思いを相手に伝えるところから」ということを意識すると何か変わることがあるかもしれません。

【もし会議でメッセージするとしたら】
・セールスで心がけていることは?
・新人時代のエピソード

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