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「多様な正社員」制度導入セミナーに参加してみました!

こんにちは。
東京都新宿区にある株式会社リーガルネットワークスでアシスタントをしている新井です。
本日は新宿事務所へ出勤しています!


週末にビルの停電があり、出社早々、打刻機がおかしい!!
再起動しても日付が2000年にもどってる~~~( ;∀;)


社員も続々と出社してくると、人事担当者はワタワタしますよね。
こんなとき、AKASHIならスマホ打刻もマイページ打刻もできるので、ひとまず問題なし◎

システムに詳しい救世主も現れ、打刻機も無事復活!となりました。


さて、なかなかアップできずに日々が過ぎてしまったのですが・・・

先日(3/4)にオンラインで開催された

『多様な正社員』制度導入セミナー

の参加レポをご報告します!


そもそも多様な正社員とは?


多様な正社員ってどんなものがあるのだろう?

と気になったのですが、みなさんはご存知ですか?


多様な人材活用で輝く企業を応援サイトで、以下のように説明されています。

一般的に、正社員は以下の者をいいます。

① 労働契約の期間の定めがない
② 所定労働時間がフルタイムである
③ 直接雇用者である


多様な正社員とは、いわゆる正社員(従来の正社員)に比べ、配置転換や転勤、仕事内容や勤務時間などの範囲が限定されている正社員を指します。


例えば、以下のような「多様な正社員」が例としてあげられていました。

◆勤務地限定正社員:
転勤するエリアが限定されていたり、転居を伴う転勤がなかったり、あるいは転勤が一切ない正社員

◆職務限定正社員:
担当する職務内容や仕事の範囲が他の業務と明確に区別され、限定されている正社員

◆勤務時間限定正社員:
所定労働時間がフルタイムではない、あるいは残業が免除されている正社員


パートタイム労働者との違いは?


「勤務時間限定正社員」は所定労働時間が短い労働者になるけど・・・
パートタイム労働者とどう違うのだろう?

と思っていたら、ちゃんと説明がありました。


パートタイム労働法の対象である「短時間労働者(パートタイム労働者)」は、
「1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される”通常の労働者”の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者」とされていて


この「通常の労働者」とは、事業所において社会通念にしたがい「通常」と判断される労働者をいうそうです。例えば、労働契約の期間の定めがない、長期雇用を前提とした待遇を受ける賃金体系であるなど、いわゆる「正規型の労働者」がいればその労働者をいうようです。


上記のような話も含め、セミナーの最初は、働き方研究所の平田さんの基調講演からスタートしました。

企業の現状は2つの悩みに分けられる!

1)人材確保 ⇒採用・定着・意欲・育成
2)将来不安 ⇒不確実な未来への対応(企業の存続)


「多様な正社員」制度は、そのお悩み解決の1つになるのではないか?との事でした。


多様な正社員として働く従業員自身のメリットは?


★育児・介護等の事情があっても就業を継続し、能力の発揮ができる。

★非正規雇用(アルバイト)から多様な正社員に転換することで、雇用が安定。処遇も改善しモチベーション高く働くことができる。

★安定した雇用の元で長中期的なキャリア形成を見据えたスキルアップが可能となる。

など。

多様な正社員を雇用する会社側のメリットは?


★家庭の事情で辞めざる得ない従業員の離職を防止できる。

★地元に定着した集合を希望する優秀な人材の採用ができる。

★勤続5年を超えた非正規雇用の老づお写の無期転換後の受け皿とすることで、企業の発展を支える人材の育成、技術の蓄積・継承ができる。

★勤務地限定正社員を導入すると、より地域のニーズに合ったサービスの提供や地元の顧客確保が可能となる。

など。


「多様な正社員」制度を導入すると
会社と従業員のお互いのニーズを満たしあうことができる!

とのことでした。


平田さん自身が人事マネジメント情報誌の記者・編集長として、約15年にわたり多くの企業と働く個人を取材してきたという経験があるため、とても分かりやすくまとめてくださっていて、話がすーっと入ってきました。


また、興味深かったのが


人が働きたくなる職場とは?


という話題。


以下の6つが階段のような構造になっているとのこと。

①労働環境 ←ここに「多様な正社員」が入ってくる。
②関係性
③成長
④活躍
⑤成果
⑥共通の目的(理念)

これが、マズローの6段階説と一致させることができると!

1. 生理的欲求・・・①労働環境
2. 安全欲求・・・①労働環境
3. 愛情・社会的欲求・・・②関係性
4. 尊敬・承認欲求・・・③成長、④活躍、⑤成果
5. 自己実現欲求・・・・・・③成長、④活躍、⑤成果
6. 利他欲求 ・・・・・⑥理念


また、「効率」を最も重視していた時代とは異なり、不確実な時代だからこそ組織の在り方も変わってきているとのこと。

部下には、自律と主体性が求められ、上司の役割は知恵を集め、支援すること。

これからの組織は、多様な価値観の人が多様な意見を言い合える環境にしてく必要がある!

とのお話でした。


ちなみに、厚生労働省の令和2年度雇用検討基本調査によると、約3割の企業が「多様な正社員」の雇用区分を導入されているようですね。


望まない転勤の廃止をしたAIG損害保険さんや、副業開度ラインの整備と勤務日数短縮制度やふるさとワーク制度などを導入したJTBさんなどのお話を聞くことができました。


セミナーのアーカイブ視聴ができるようです!詳しくはこちら


リモートワークにより、正社員の働き方自体が変わってきている中で、「多様な正社員」制度の導入を検討されてる方には参考になるのではと思います。


それでは~。


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