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必要なのはサウナじゃなくて運動だろーな

 どもっ。サウナについてちょっと話そうと思う。

 あくまで個人的な活動のメモである。そしてある程度サウナを知ってる人への情報共有を目的として書いていく。なので、サウナの基本的な知識については飛ばして進める。(サウナといえば「ととのう」だよね〜的な話とか、「ととのう」ってなにぃ〜? とか、ここ最近は女性にもウケていて若干ブームになりつつあるとか、そもそもサウナ入って水風呂入って外気浴をするとかそういう話)

 目次は以下の感じなので、適当にどうぞ。


サウナはじめ

 2021年のどっかで友人に連れていってもらったのが初めだった。サウナの基本的な作法やらなんやらについて教えてもらった。銭湯自体はきらいじゃなかったので、たまーに通うようになった。

 そして関東から関西へ引っ越すということで、思い出作りとして行けそうなサウナ制覇するかということで、サウナにハマり始めた。

サウナの作法は面倒

 銭湯・サウナの作法は意外と難しい。ある程度適当に入らせて欲しいが、みんなが守っているから有象無象のスーパー銭湯でも快適に入れるんだと思う。サウナの作法とよくわからん設備について紹介していき、個人的なまとめと感想を述べていこうと思う。

  • 水風呂に入るまえの掛け湯

    • 水風呂に入るまえの掛け湯が、サ道(漫画)ではこれが一番の作法とされている。サウナでかいた汗を流すために、全身を掛け湯してから水風呂に入る必要がある。正直個人的にはどうでも良いが、そうするのがマナーとされている。

    • サウナに関してもちゃんと体洗ってから入れよというルールもあったわ。体をしっかり洗ってからのほうがととのいやすいという噂もある。洗わずにサウナに入ったことがないので本当かどうかわからない。まあ、そもそも銭湯は体を洗ってから入れよ、という江戸っ子時代(?)からの全員が知ってるようなルールと近いと思う。

  • 外気浴スペースの掛け湯

    • 外気浴用のイスに座った後に、自分の体が触れた場所に水をかけてから立ち去るというものである。体ではなくスペースに対して、掛け湯をする。これは正直よくわからん。後から座る人にたいしての作法とかマナーと言われればわからんでもないが、正直効果に関しては疑問がある。まあ汗を流そうとしてるんだと思うが、そんなにちょっとの汗なら気にならんなーというのが個人的な感想。

  • 黙浴(もくよく)

    • 多分コ口ナ後に出来た言葉だと思うが「サウナ室では喋んなよ」というルールだ。実際話す人もいて、ソロ勢としては静かに入りてえと思うが、喋る気持ちもわかるので特に文句はない。

  • サウナマット

    • サウナ室の中ではサウナマットを敷けというルールを設ける場所がある。サウナ室の前にマットが置いてあって、それを持ってサウナに入ることになる。キュッキュと音がなるタイプの素材のマットと、タオル的なマットのがある。場所による。

    • サウナマットはアルコール消毒して使えよという銭湯もあって、サウナマット置き場の横にスプレータイプのアルコールがおいてある。これはコロナの名残だと思うので、いずれなくなると思う。

  • サウナ室のカギ

    • 最も初見殺しだったのが、サウナ室のカギである。サウナ別料金の古い銭湯では、サウナ料金を払った人のみにサウナのカギが配られる。謎のフック型であり、フックをかけて扉をあける。

  • セルフロウリュ

    • セルフロウリュのための水(orアロマ水)が置いてあることがある。そもそもロウリュはサウナ室の石に水をかけて蒸気を発生させるものであるが、誰がかけるかは結構お見合いになったりする。セルフロウリュは、10分に1回など時間間隔が制限されていることが多く、時間管理用の10分の砂時計が置いてあることがある。

  • 砂時計

    • そもそも砂時計が置いてあるタイプのサウナもある。

  • サウナハット

    • たまーに禁止されているところがある。

サ道(ドラマ)は眠いけど一旦見た方が良い

 サ道(ドラマ)は見た方が良い。(あえてドラマと書いてるのはドラマしか見たことないから)でも、他のドラマと比べるとドラマティックではないので退屈だと思う。基本的にサウナに行って飯食って一人で考えているだけの、ドラマなので眠い。

 この作品では、主人公が色んなサウナに行って、各地のサウナの良さを感じながら、ととのっていく。そして、ととのうことと向き合い、サウナに入ることと向き合い、人生と向き合うことについて描かれているので、共感できるところも多い。YouTubeショートを見るよりはためになると思う。

ととのうよりも大切なことがある

 サ道の中で、ある時から主人公がととのわなくなってしまう。ととのうという快楽はサウナにおいては結構重要だと俺は考えていて、ととのわないことはサウナ通いのノックアウトファクターである。とは言え、ととのいとは難しいもので、その日のコンディションによってととのわなかったりする。ととのいに対する変数は多く、サウナに何分入ったとか、水風呂の温度とか、外気浴スペースの設計とか、色んな要素でととのいやすさは変わってくる。サウナーたちの中には、如何に効率的にととのうかを追い求めている人は多い。

 俺の場合も、最初はととのうために、そしてととのうための変数の追究のためにサウナに行っていた。サウナに入る長さを自分に合うように色んな時間をためしてみたり、3セット目に最大のととのいを持ってくるために1~2セットを前座にしてみたり、サウナハットをかぶって頭を温めないことで長く居座れるようにしたり。その活動の結果、ととのいかたはなんとなくはわかったものの、もう最高やな〜となることはそれでも少ない。それに、サウナに行き始めたからといって体が良くなってる感じはしない。気持ちよくなるためにやるとしてもコスパが悪すぎる。

 サ道にて、主人公はある時からどんな方法をとってもととのわなくなってしまう。サウナに長く入ったり、水風呂に長く入ったり色々試すがうまくいかず、サウナに行かなくなってしまう。結局ととのうことを諦めつつも、サウナにもう一度通い続けることを選択する。サウナに行く意味を見出して、サウナとの向き合いかたに折り合いをつける。

 俺はその姿勢を参考にし、サウナでととなえなくても、自分を見つめ直したりストレスをリセットする手段として使っている。サ道ではオートロウリュでサウナ室がアチアチになる時間を「感覚の世界」と呼んでいる。これも非常に共感できるところであり、オートロウリュのアチアチはもう熱いとしか考えられないくらい熱い方がいい。「あつすぎるだろ!!」という感覚でいっぱいにさせてほしい。「あつすぎるだろ」という気持ちにならなければ、仕事や育児のことを考えてしまう。

サウナで「あつすぎるだろ!!!」
水風呂で「つめたすぎるだろ!!」
外気浴で「つかれたーー!!!!」

 どうせ外気浴中に時間がたって冷静になれば、「うわー明日ヤバいなw帰りたくねえーー」とか思うんだから、サウナの中では現実を忘れられる場所であるべきだ。サウナには異世界感があるべきだと思うし、そういう意味ではアウフグースイベントとかがあるのは素晴らしい。

 俺は気持ちいい思いがしたいんじゃなくて、一時的なヤバい思いがしたいんだと思う。

こういうサウナが良い

 サウナ、水風呂、外気浴にわけて書いていく。

サウナ室

  • フィンランド式が良い。スチームとか塩とかよくわからんのあるけど、全部違う。熱いのが正義だ。

  • 前述の通り、現実から逃れたいのでサウナのテレビはいらない。

  • アウフグースも欲しい。現実逃避力が高まる。

  • オートロウリュ欲しいね。ロウリュないとめちゃくちゃがっかりするし、ないのはノックアウトファクターだと思う(ノックアウトファクターって言いたいだけ)。

    • 今まで行った一番やばいロウリュは、スパメッツァおおたかのドラゴンサウナだと思う。1時間に1回の全台発車は非常に絶望感があった。1回しかいけてないけど、あれが近くにあったらめっちゃ通うと思う。

  • ロウリュのアロマ水はよくわからん。どうせ口で息しないといけないのに(鼻で息したら鼻が焼け死ぬぜ)匂いかましてくるのはよくわらかん。

  • そもそも熱い方が良いだろうなー。もう一回静岡の「サウナしきじ」に行きたいね。

水風呂

  • マジで温度。具体的に冷たい方が良いとしか言えないが、上に振れても下に振れても嫌だし、シビアなところだと思う。15度はやりすぎ感はある。なんだかんだ16~17度ぐらいがいい。20度とかだと絶望する。

  • 個人的には水回ってない方が良い。

  • 1分前後しか入らないところではあるものの、意外と広くあってほしいところ。イベント終わりオートロウリュ終わりだと耐えられなくなった人でごった返してつらくなる。

外気浴スペース

  • 寝れるイス。これに限る。

  • 外のほうが良い。現実逃(ry

  • 風の循環がほどよくあるのが、めっちゃいい。

    • 朝日湯源泉ゆいるで初めて、アウフグースイベント後の外気浴中に、熱波師の方にやさしく仰いでもらったが、これで完全に勝負ありって感じだった。

 ちなみに、外気浴後に露天風呂に入るのがとても良い。炭酸風呂や泡風呂があると血が巡っている感じがめっちゃして最高。だからサウナオンリーのところとかはこれが出来ないからちょっと微妙。さっきまで記憶消したいとか言ってたけど、しっかり気持ちいい思いしてたわ。風呂も重要。

横浜近辺のサウナレポート

 最近は関東を離れる前の思い出づくりも兼ねて、いくつか新しいサウナに行ってきた。色々行った感想の1つとして、「ととのった方が良いけど、ととのうためには金がかかる」というものがある。良いサウナだなーと思ったところは、結果的にいつも金がかかっている。値段が高いところは設備が整っているのは当然のこと、人が少なくて快適だ。この高いところに行かないと良い体験はできない説を棄却できるような場所を教えて欲しい。

 というわけで、横浜近辺のサウナの記録をしようと思う。

  • 朝日湯源泉ゆいる

    • 最高!! ととのい初体験の場所と言っても過言ではない。俺のととのいはゆいる以前とゆいる以後で語られる。

    • アウフグースイベントが楽しい。俺が行った時は某ロボットアニメの曲だったり有名なゲームBGMに合わせてアウフグースされていました。

    • ととのいスペースが狭いのがつらいっすね。平日の昼だと、ガラガラなので最高というわけだ。ここに限らず、サウナは平日の昼に限る。意外と休日の朝イチも爆人いますからね。

  • スカイスパYOKOHAMA

    • ここも良い。サウナ室が広い。動線がコンパクトなのも良い。

    • ロウリュ&アウフグースイベントがあるのが良い。

    • 外気浴が外気じゃないのがつらいですね。

    • 館内着スペースが充実していて綺麗なのも良いです。独身だったらもっと行ってたと思う。

  • HARE-TABI SAUNA

    • 1度しか行ってないけど、結構良かった。サウナ全振りの施設で、サウナ自体にこだわりがいくつか見られた。語るのは面倒だけど、オートロウリュが熱いけど絶望感はなくほどよくあったまって良い。さっきアロマ水否定したけど、ここのは結構良かった。

    • 水風呂がつめてえで良いのはさることながら、外気浴の寝イスが多いのが良い。風も程よく回されてるのも良いです。ととのえました。

    • マジでサウナだけのくせに高いのが、BADポイントだよね〜!

  • SPA EAS

    • サウナは何度も入りたくなるくらい良いんですが、ここは風呂も良いっす。露天風呂が露天なのもスカイスパとの差別ポイントだと思う。

    • イベントサウナで男女揃って入れるところもあるので、多分横浜で女と来るならここだと思います。

    • ロウリュイベントを予約しないといけないのが面倒。インキャ向けではないです。

  • 横浜スパヒルズ 竜泉寺の湯

    • オートロウリュが結構熱いです!!! 個人的にここが基準です。

    • あとスーパー銭湯なので安い。一番行ってます。

    • 外気浴が寝スペースがないので諸説あるけど、数が多いから座れないことがないのが良い。妥協です。

    • 最近行ったらサウナ室のドア壊れてて、人が出入りするたびにバコン!!って音がして現実でした。

 気分が乗れば、他のところを別記事で書きます。

関東終活として

 というわけであまりにも適当に書いてきたが、ホームであるところの竜泉寺の湯もがっつりととのうわけじゃないんだけど、ロウリュで記憶消せるのが良いです。終活としては厚木健康センターと最近できたゆげ蔵に行ってから、横浜を去ろうと思います。しきじとかスパメッツァももう一回行きてえけど若干厳しいかな。とにかく俺をアチアチにしてほしい。

 言い忘れてたけど、体の調子あがったことないし、体の調子をあげるなら有酸素運動したほうが普通に良いよね。サウナってやっぱり記憶消す場所だわ。じゃの!

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