Appleの修理ブラック(修理BL)の全貌と対処法

こんにちは。りんごです。
X(旧Twitter)でこんなポストがありました。

これは、別のTwitterまとめサイトでも話題になりました。天下のAppleがこんなミスを犯すのか、はたまた投稿者の戯言か、真相は謎のままです。
そして、1週間ほどたって次のような投稿がありました。

Appleが対応を打ち切る、というものです。12/3時点でこの投稿は226.4万件の表示があり、かなり注目が集まっています。
多くの反応は「Appleひどい」というものですが、以下のようなコメントもありました。

・投稿者は修理をたくさん依頼したので規約違反と判断されたのでは?
・修理ブラックに該当したのでは?

この記事が「修理ブラック」というレアなトピックを扱っているため、おそらく読者の皆様もこのような感想を持っているのではないでしょうか?

結論から言うと、Appleは酷い対応をしておらず、また修理ブラックでもありません。

というのが私の考えです。
一昔前、修理ブラックについて記載をさせていただきました。無料記事なので読んでない方はこちらからまずどうぞ。
https://life-2019.hatenablog.com/entry/2019/10/09/030608

そして、今回は修理ブラックについて記載させていただきます。かなりグレーな内容も含まれるので有償修理扱いとさせていただきます。価格については、iPhone15の 背面ガラスの損傷をApple Care+を用いて修理する価格 と同等とさせていただきます。売れ行きに応じて値上げし、最終的には

iPhone15の画面(前面)のひび割れと背面ガラスの損傷をApple Care+を用いて修理する価格と同等 とさせていただきます。

つまり、3,700 円スタートで、最大7,400円まで値上げします。今が一番安いです。また、購入していただいた皆様には、Appleとの修理で揉めた場合にどのように立ち振る舞いをすべきかについて、3件まで無料コンサル致します。
私の塾講師時代の時給は2900円でしたので、1人に2時間以上時間をかけたらコスト負けします。コンサル込みで3700円は破格です。
コンサルは、具体的に修理を行った時に発生したトラブルについて対処するものです。「〇〇は使えますか?」などという一般的な質問は対応致しません。
また、絶対に返金はしません。

適宜情報はアップデートします。

それでは、解説して参ります。


1.用語の整理

まずはAppleの修理区分に関する用語について整理しましょう。

限定保証:エンドユーザである購入者が最初の販売店で購入した日から 1 年間、Apple 発行のガイドラインに従った通常使用時における材質および製造上の瑕疵に対する保証

Apple Care+:限定保証に加え、 過失や事故による損傷に関するサービスが付帯したもの
*厳密には、Apple Care, Apple Care+ は別物ですがここではほぼ同じと考えて差し支えありません

無償修理:保証対象であるApple製デバイスを無償で修理すること。
(Apple Care+を用いた過失や事故による損傷に関する修理サービスは、サービス料の負担が発生するため、無償修理にはならない。)

有償修理:保証対象外となったApple製デバイスを有料で修理すること

店内修理:Apple StoreやApple正規サービスプロバイダ(AASP)に持ち込んで修理すること。

配送修理:Appleの修理工場に送って修理を行うこと。

同日修理:当日中に修理を終わらせ、製品を返却する修理形態のこと。

預かり修理:お客様からApple社デバイスを預かって修理をすること。

WUR:フォールユニット修理"Whole Unit Repair (WUR) "の略。本体を丸ごと新しく交換する修理のこと。

参考:https://backspace.fm/applezhi-pin-nomai-iti-esaikurunozui-shi-jie-wotan-tutemiru/

修理ブラック(修理BLと表記):Appleがムカついて修理をお断りすること。携帯乞食でいう、代理店を「出禁」となった客のこと。または、キャバクラでいう「痛客」のような客。なお、店内修理で椅子を蹴ると即座に警備員に囲まれるので、蹴ってはならない。

知っている用語もあるかもしれませんが、これからの記事ではこれらの用語がよく出てきます。

2.修理ブラックとは?

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