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『会社にケンカを売った社員たち』2023年総集編

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2023年に「会社にケンカを売った社員たち」で取り上げた労働判例 603 トールエクスプレスジャパン事件 602 全日警事件 601 柏書房事件 600 阪神電気鉄道事件 59…
2023年中に配信されたメルマガ「会社にケンカを売った社員たち」全25本で取り上げた労働判例(事件…
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#労働時間

#591 「大陽液送事件」大阪地裁堺支部

2023年7月5日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第591号で取り上げた労働判例を紹介します。 ■ 【大陽液送(以下、T社)事件・大阪地裁堺支部判決】(2022年7月12日)▽ <主な争点> 請負事業主の自社従業員に対する独自の指揮命令、派遣法40条の6の適用など 1.事件の概要は?本件は、A社の従業員であるXら6名が、T社は労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(以下「労働者派遣法」という)の適用を免れる目的で、業務委託の名目でA社

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#602 「全日警事件」静岡地裁

2023年12月13日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第602号で取り上げた労働判例を紹介します。 ■ 【全日警(以下、Z社)事件・静岡地裁判決】(2022年4月22日)▽ <主な争点> 休憩時間の労働時間該当性など 1.事件の概要は?本件は、AおよびBがZ社に在職中休憩時間もすぐに出動できるよう待機していたから労働時間に該当すると主張して、同社に対し(1)主位的に労働契約に基づく未払時間外手当として、Aは57万2079円、Bは46万2669円およびそれぞれに対

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#603 「トールエクスプレスジャパン(第2次)事件」大阪地裁

2023年12月27日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第603号で取り上げた労働判例を紹介します。 ■ 【トールエクスプレスジャパン(以下、T社)第2次事件・大阪地裁判決】(2023年1月18日)▽ <主な争点> 時間外手当相当額の割増賃金としての明確区分性、対価性など 1.事件の概要は?本件は、貨物自動車運送事業等を目的とするT社との間で労働契約を締結し、集配業務に従事していたXら10名が同社に対し、(1)主位的に、T社はXらに支給する手当の算定に当たり割増賃

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