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私は昭和の終わり頃に、営業事務として商社で働いていました。そのころの仕事術で昭和と令和との違いを書いています。

今年は、新型肺炎の影響で、新入社員研修を行う会社が少なかったとニュースで知りました。企業の人事部の皆様、新入社員研修はとても大切な研修です。必ず行って下さい。

何十年と働くための基礎である

「新入社員研修」は、社会人としての基礎知識やマナーとその会社独自のルールを学びます。学校を卒業したばかりの新入社員には、鬱陶しく思われるかもしれませんが、受けた人と受けなかった人には明確な違いがあります。

「新入社員研修」を受けた人は、オフィスでの振る舞いに自信が付きます。電話が鳴ったり、来客が来たり、先輩から話しかけられたり、仕事を支持されたり、あらゆる場面で、次の行動が浮かんできます。転職したときやフリーランスになったときにも、新入社員研修で学んだことが、行動の基本になります。

新入社員研修何するの?

一般的な、ビジネスマナーやITリテラシーを学ぶ研修が多いと聞きました。

電話やメールのマナー、来客対応はどこの会社でも学んでいると思います。最近は「ITリテラシー」の講習も必須です。

私が、オフィスで大切にしていることは「挨拶」したり、指示への受け答え、などの対人コミュニケーションです。「コミュ障」と言われて人と接することが苦手の人がいますが、研修で少しでも克服しておくことをお勧めします。20代前半なら「コミュ障」の改善は、可能です。

「ITリテラシー」は、言わなくてもわかると思います。SNSの扱いやデジタルセキュリティについては、しっかり学んで忘れないください。
まだ、携帯電話(がらげー)全盛時代は、オフィス全体で、ITの基礎知識が浸透しておらず、携帯電話の写メを会社で使っているPCに保存したりするOLさんがいました。


研修おもしろ事例

私は、新入社員研修の講師をしたことがあります。20年くらい前で、パソコン研修です。表計算ソフトの研修を行いました。受講者は、スイスイと課題をこなしています。受講者に、表計算ソフトをいつも使っているのか聞いてみると「本日の講習のために、自費でパソコン教室で勉強してきました」と答えました。勉強熱心なので「これはこれで良い」と思いました。

某PC機器メーカーのパソコン研修では、研修中に「打ち上げの計画」を立てていたことがありました。私は、注意することはメンドクサイので。そのことを研修責任者に報告しました。「打ち上げ」は行われなかったと聞きました。

まとめ

新入社員研修は、一生に一度しか受けることができません。最近は、研修を行わない会社もあると聞きました。新入社員研修が受ける機会がない方は、秘書検定の「3級」を取得して下さい。男性、女性問わず秘書検定の「3級」くらいの知識は必要ですよ。

サポートしていただけたら、とっても嬉しいです。昭和の文化をとことん、語ってみたいと思います。昭和のOL仕事についてお知りになりたいことがあれば、コメント下さい。noteでお答えいたします。