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私は昭和の終わり頃に、営業事務として商社で働いていました。そのころの仕事術で昭和と令和との違いを書いています。

私が働いていた中小企業の商社は、平成の初めには100期目を迎えようしていました。その事務所内には、古い備品が使われていました。

郵便物のスケール
郵便物の重さを測って、送料分の切手を貼っていました。そのスケールが「はかり(天秤)」でした。100g、10g、5gの重りを載せて重さを測っていました。昭和の初期に購入した物のようです。

金庫
これもどこかの蔵にあるような大きな金庫でした。子供が入れるくらいの大きさで、鍵とダイヤルがあり、ハンドルを使って扉を開くタイプでした。

扇風機
雑居ビルの冷房は、風の流れが悪く、扇風機で冷風を回していました。
ネットで調べみたら1950年代のナショナル製がよく似た形でした。1993年くらいまで使っていたので30年以上使っていたことになります。さすがパナソニック製ですね。

そろばん
だれも使っていませんでしたが、6つ玉のそろばんもありました。これを持つと「商人」の気分になりました。

現在、台湾に住んでいます。博物館や、「日本統治下の展示物」を見るとこの会社で働いていた時のことを思い出します。博物館の展示物を実際に使っていたことは大切な思い出になっています。

サポートしていただけたら、とっても嬉しいです。昭和の文化をとことん、語ってみたいと思います。昭和のOL仕事についてお知りになりたいことがあれば、コメント下さい。noteでお答えいたします。