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私は昭和の終わり頃に、営業事務として商社で働いていました。そのころの仕事術で昭和と令和との違いを書いています。

私も半世紀以上生きてきました。なぜか最近、自分の死後のことを考えてしまいます。実家は織田信長の領地だから「人生50年」とか思っているわけではありません。終活でも、エンディングノートでもない、自分の「お葬式」を計画してみました。

きっかけは、ミステリー小説

ペニー ワーナー作のコージーミステリー 「死体は訴える」の中に、ヒロインが自分の葬式を計画する件があります。ヒロインは自分の葬式には、音楽を流して、弔問客にはビールやつまみを振る舞うと計画していました。ビールの銘柄や、つまみの種類まで細かく記述してあったと思います。そのヒロインが計画したつまみの一つに「ポーランド風ソーセージ」がありました。このビールとソーセージの件を読んで、「この二つは、今、うちの冷蔵庫にあるな。我が家ならこのお葬式すぐにできるな」と思ったからです。

この小説を読んだのが2000年で、アメリカのNY州バッファロー市に住んでいました。バッファロー市は、かつてポーランドからの移民が多く「ポーランド風ソーセージ」は、スーパーに売っていました。

この小説をきっかけに、自分の葬式を計画してみました。自分の葬式のことを考えていたら、楽しくて、現在までに決まったことをリストアップしてみました。

私の葬式でやってほしいこと

・遺影は、私が用意した写真を使ってほしい。
 これは、現在ダイエット中なので、少し痩せた姿を残したいという理由です。

・死装束は、カンフー服を希望 (太極拳の大会で着た思い出の衣装です)

・通夜振る舞いで提供する食事はできるだけおいしいもの
 ポーランド風ソーセージは無理そうなので、できるだけ評判のよい仕出し屋にお願いしてほしいです。葬儀は地方の葬儀会館で行われることを想定して、アルコール飲料はなし「ノンアルビール」と「ウーロン茶」で私のことを偲んでください。

・やはり式場内で流す音楽は、私の好きな曲でお願いしたい
 エリック・クラプトンの「チェンジ ザ ワールド」とサイモン&ガーファンクルの「明日にかける橋」は必ず流してほしい。

自分の葬式の計画書は・・・・

葬式の計画書は、家族に託しておくのがベストです。ですが、私の夫は、私が死んだ後のことを話すと怒り出します。「葬式の計画書」を渡しておいても、意地でもその通りには行わないと思います。夫はへそ曲がりなのです。

やはり、エンディングノートに、記しておいて、事務的に渡せば受け取ってもらえるのでしょうか。悩むところです。

私の知人も、実父の葬儀後に、葬儀の希望が手紙で見つかったと言っていました。

葬儀の希望は、生きているうちに、家族に話しておきましょう。

サポートしていただけたら、とっても嬉しいです。昭和の文化をとことん、語ってみたいと思います。昭和のOL仕事についてお知りになりたいことがあれば、コメント下さい。noteでお答えいたします。