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私は昭和の終わり頃に、営業事務として商社で働いていました。そのころの仕事術で昭和と令和との違いを書いています。

令和の今でこそ、インターネットで世界中から情報を得ることができます。

毎日テレビを視てました

昭和の情報源第一位はテレビでした。事務所でのお昼休みは、お弁当を食べながら「笑っていいとも」を視ていました。NHKの連続テレビ小説も視ていました。

そのテレビ番組内で繰り広げられる世界が最先端の情報だと、正しい情報だと信じていました。

自宅に帰れば、家族がテレビを視ながら食事していたり、家族の団らんを楽しんでいました。「テレビばかり視ているとバカになる」と言われていたのは1980年前後でしょうか。それでも老いも若きも、自宅でテレビを視続けていたのです。

昭和のOLも、テレビの情報を信じていたので、DCブランドの服を購入し、ハワイに旅行し、ディスコに繰り出していました。提供される情報に従えは「楽しい」はずでした。私は、あまり楽しいとは思いませんでしたが。

経済情報は「日本経済新聞」

昭和の会社員が、経済情報として一番信じていたのは「日本経済新聞」です。「財テク」という言葉を信じて、株式投資は始めた人はたくさんいます。FXはありませんでしたが「先物取引」はありました。「先物取引」は当時も「あぶない取引」と言われていたので挑戦する人は、ほんのわずかでしたが挑戦した人のほとんどは大損しました。株価も、為替も、経済情報は、すべて「日本経済新聞」から仕入れていました。

昭和の時代、女性も男性も、情報源がテレビと新聞(雑誌)でしたので、企業が作った流行にすぐに乗ってしまいます。チョロいと言われても仕方ないですね。自分の頭で考えて情報の取捨選択することはありません。情報に踊らされているという表現がぴったりです。

テレビや新聞の情報を素直に信じていいのでしょうか。
いいわけないです。

現在は、テレビを視ない方もたくさんいます。外国の情報も、海外のニュースサイトで読むことができます。SNSを使えば、ニュースの現場から直接情報が得られます。耳に優しい情報だけ聴くことはできなくなってきました。全てを疑ってかかることはありませんが、ときどきは、「この情報は正しいのか」と考えてみる必要があります。

私はテレビの情報を信じていました。そしていろいろ変な物買っちゃいました。

どうしてこんな物買ったのか?リスト
・中森明菜ちゃんの衣装のようなドレス
・無名作家のシルクスクリーン(版画)

私の友人は鈴木英人のシルクスクリーンを買ってました。これも買わされた人、多かったんじゃないですか?

サポートしていただけたら、とっても嬉しいです。昭和の文化をとことん、語ってみたいと思います。昭和のOL仕事についてお知りになりたいことがあれば、コメント下さい。noteでお答えいたします。