2024早春_バスで行く卯辰山公園見晴らし台と市内散策録【蓮ノ空舞台巡礼】
松葉屋さんを訪問した翌日の午前中は金沢市内を散策することに。
昨夏の訪問以来、約半年ぶりの金沢。
何をしようか思案して、前回訪問から約2年経っていたので、卯辰山公園見晴らし台へバスで行くことにしました。この記事はそのときの思い出をまとめます。
■ 卯辰山公園までバスで行く
前回(2022年3月)、私が卯辰山公園見晴らし台を訪れた時はレンタサイクルを利用した。今回もレンタサイクル利用でよかったのだが、趣向を変えて、前回は時間が合わずに利用を断念した路線バスを利用することにした。
卯辰山公園へは北陸鉄道グループが路線バスを走らせているが、運行本数は極めて少ない。事前にどの時間のバスに乗るのか、計画しておくことが必須になる。
幸い、午前中に30分ほど卯辰山公園に滞在できるダイヤになっているので、ここをめがけて移動することにした。
金沢駅東口8番乗り場。9時17分発、90系統 卯辰山千寿閣ゆきに乗る。
近江町市場や香林坊、兼六園下など主要観光地を経由する便だが、直前に周遊バスが出ていったこともあり、このバスの乗客は10名ほどだった。
順調に市街地を走り抜け、要所要所で他の乗客を下ろしていく。
天神橋から先は卯辰山の山登り、乗客は私以外に1人だけ。
レンタサイクルのときは必死に上った山道を、バスはエンジンを唸らせながらスイスイと登っていく。やがて、玉兎ヶ丘の東側を通って、卯辰山公園口バス停に着いた。
金沢駅からは25分ほど。駅前からの運賃330円を支払い、バスを降りる。
降りて左手方向、二股に分かれている道の左側の道を進む。
バス停から歩いて2~3分で見晴らし台の入り口に着く。
■ 卯辰山公園見晴らし台
見晴らし台はこの2年間で、ティザービジュアルやキャストによるWeb番組「せーので!はすのそら!」で取り上げられるなど、本作との関連が強くなった。
早速、それぞれの画角を探してみる。
訪問時点でのリンクラ・活動記録(ストーリー)は第17話前半までが公開されていた。故に、第15話ラストシーンを知った状態で私はこの場に立った。
それぞれの悔しさや悲しさを糧に、次の1年に対する誓いを宣言する場。
金沢平野を見下ろすこの場所からの眺めを、綴理は「みんなが見えるね。」と評す。彼女たちをはじめとした学校の面々だけでなく、支えられてきた街の人々に思いを巡らせながらリスタートを切れる場であることを、私はしみじみと感じた。
■ 寄り道しながら駅前へ
10時11分、卯辰山公園バス停。
先ほど乗ってきたバスが千寿閣で折り返してきた。
私ともう一人を乗せて、バスはバス停を離れる。
エンジンブレーキを効かせながら山道を降り、天神橋を渡ってからは市街地を走る。バスの揺れに身を任せながら、単に駅前に戻るだけでは芸がないと思い、私は武蔵ヶ辻・近江町バス停でバスを降りた。
午前中の近江町市場。
連休最終日ということもあって、どこも大盛況だった。
ふらふらと市場を散策してから、エムザに戻り、1階にあるスタバでひと休み。窓の外を見れば、道を行きかう人々や車が目に入る。
英気を養ったところで、駅まで歩いてみることにする。
通りの木々も雪吊りが施されていて、北陸の冬らしい景色を目の当たりにできた。
武蔵ヶ辻交差点から15分ほど、金沢駅東口に戻ってきた。
今回の金沢旅はここまで。
■ おわりに
この記事では、卯辰山公園見晴らし台を訪問した際の思い出や記録をまとめてみた。
活動記録(ストーリー)第15話で明らかになった卯辰山公園見晴らし台での出来事―リスタートの誓いを現地で感じることができた。
また、バス利用での見晴らし台訪問を体験できたことも良かった。下山後に市内散策に繋げることも容易だったので、午前中に見晴らし台を訪問する際の選択肢の一つとして取り入れられると感じた。
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