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2024早春_松葉屋本店を訪ねる【蓮ノ空舞台巡礼】

2023年秋に行われた「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ×ツエーゲン金沢」コラボをきっかけに、石川県小松市に本店を構える和菓子店松葉屋さんが蓮ノ空のこと好き好きクラブの間で話題になりました。
年が変わってから、本店を訪ねる機会に恵まれたので、この記事ではそのときの思い出をまとめます。


■ 松葉屋本店

町家づくりの家々が並ぶ一角に、そのお店 ― 松葉屋本店はあった。
創業から170年を超える和菓子の老舗、羊羹「月よみ山路」が看板商品である。

▲ 松葉屋本店

入店して、さっそく羊羹を買い求める。
こちらの商品をいただくのは初めてのことだったので、ベーシックな栗蒸し羊羹を2本購入させていただいた。
(1本はこの日の夜に金沢で友人と落ち合う予定があったので手土産にしたのだが、後に美味しかったと非常に喜ばれた。もう1本は自宅用で持ち帰ったが、大きな栗と餡の相性が抜群に良くて美味だった。美味のあまり、ほとんどを家族に食べられてしまったが…)

会計を済ませた後、店員さんにお声がけして隣接するギャラリーに入らせていただく。

工芸品や模型、航空自衛隊小松基地やツエーゲン金沢に関連する品々が展示されている。その一角に、「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ×ツエーゲン金沢」コラボに関する展示品も飾られている。

地域所縁の品々と並んで、展示ブースを作って丁寧に飾っていただいていることに感激した。

こちらは本作の直接的な舞台ではないものの、多くの蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さまの記憶に刻まれていることはSNSの投稿からも見て取れる。
その記憶を深めているのは、現実世界において地域の方と作品のファンとの繋がりを想起できるこの場所の存在が大きいと、現地に来て改めて感じた。
作品舞台の地元とともに歩みを進めるラブライブ!シリーズを象徴する場所のひとつといえよう。

穏やかな雰囲気の中、ゆっくりとギャラリーを見学させていただいた。

■ 小松駅周辺の様子

松葉屋 本店は小松駅から見て西側のエリアにある。
改札を出て右手方向、西口側に出て目の前の道路を直進する。

▲小松駅西口
駅前広場は2023年春に供用開始とのことで、まだまだ真新しさを感じる

竜助町交差点の1つ先の十字路を左に折れ、しばらく進んだ先にお店はある。駅からお店まではゆっくり歩いても10分と掛からずに到達できる。

特に竜助町交差点付近からお店にかけてのエリアは、小松市景観計画において伝統的景観重点地区に位置づけられている。町家づくりの家々が立ち並ぶ景観から、この街の積み重ねてきた歴史の一端を感じ取ることができる。

なお、駅の東側には駅前広場に隣接してこまつの杜という建機メーカー・コマツの体験型複合施設がある。園内は散策路が整備されているので、列車を待つ間などの隙間時間に散策するのも楽しい場所だ。

▲ こまつの杜 入口付近に展示されている超大型建機

■ おわりに

この記事では、小松市にある和菓子店松葉屋本店さんに訪問した際の思い出をまとめてみた。
本作とのコラボ企画がきっかけであったが、趣深い和菓子に出会うことができた。また、ギャラリー展示を通じて、地域の方と作品ファンとの繋がりを感じられる貴重な場であることを認識した。

本記事公開時点では、石川県×蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのコラボ企画の一環で「石川県散策スタンプラリー」が開催されており(5月31日まで)、折を見て再訪したいと思う今日この頃である。

●訪問日:2024年2月11日
●訪問地:松葉屋本店こまつの杜
●天候:晴れ【tenki.jpの同日・金沢のデータ


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