見出し画像

雪山から生還して最果てのミステリーサーカスを救ってきた話

とりあえず最近行った二つの公演を紹介するよ。

まず一つ目は「閉ざされた雪山からの脱出
以前原宿で行われていたホール公演の再演だ。

この公演における最大の特徴は、なんと言っても実際にテントの中で謎を解いていく点にあるだろう。

これによっていつものホール型公演では味わうことのできない没入感を味わうことができる。

さらに会場が物凄く寒い上に薄暗い

まるで本当の雪山で遭難してしまったかのような体験ができる。

謎の難易度はというと、あまり高くなかった…というよりは物量がやや抑え目で、ラス謎突入時点で20分以上残ることも珍しくないだろう。

謎の形式も紙に書いて解くタイプではなく、無数のアイテムをフル活用して解くルーム型の形式に近い。

しかし、舐めてかかるとあえなく撃沈しかねない難易度ではあるので、心して挑んでほしい。

ちなみにちゃんと生還した。今まで行ったホール公演の中で会場の雰囲気作りが最も優れていたと言っても過言ではないので、ぜひおすすめの公演である。

そして二つ目が「最果てのミステリーサーカスからの脱出
荒廃してしまった未来の東京を舞台にしたダイナミックな設定の新作公演だ。

この公演の最大の特徴かつ魅力は、やはり物語に入り込むための数々の演出の素晴らしさが挙げられる。

ネタバレにかかわる要素が多岐にわたるため詳しい紹介はできないが、個人的には賛否両論ある公演ではないかと思う。

というのも、先述したとおり本公演を形作る最大の要素はハイレベルな演出であり、謎そのものではないからだ。

詳細は語らないが、登場人物の一人として物語に入り込むことよりも、謎を解くこと自体に楽しさを見出しているタイプの人からしたら物足りないのではないだろうか。

難易度については評価しづらい要素が多々あるため、ここでは割愛させてもらう。当たり前だが少なくとも謎工場よりは簡単だと言っておこう。

これも無事成功、なんとか荒廃してしまった東京の未来を救うことができた。

ちなみに事前にフォトスポットで成功パネルを持って写真を撮ったので、もし失敗したら泣きながら撮り直すところだった。本当によかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?