まどか★マギカ10(展)に行った話
時が経つのは本当に早いもので、どうやら今年でまどマギは10周年らしい。
そしてそれを記念して松屋銀座の8Fで企画展をやっているので僕は足を運んだ。
まどマギといえば、当時中学〜高校生くらいだった僕を立派なオタクに染め上げた染料のひとつである。
『従来の魔法少女像』に反するかのような鬱屈した展開は、今の僕の趣味や嗜好・センスに少なからず影響を与えているものの一つであることは間違いない。
言ってしまえばこの展示は自分自身のルーツの一部を再確認するアクティビティといっても過言ではない。
今回の展示はテレビアニメ全12話になぞらえて12個のテーマに分けて展示が行われていた。
実際の詳しい内容については現地へ足を運んでもらうとして、個人的には何といっても魔女をテーマにした展示が素晴らしかった。
本作の象徴ともいえる敵ポジションの魔女とその手下。
おどろおどろしいその独特なデザインは一周回って魅力的ですらある。
そんな魔女たちのイラスト等を存分に楽しめるコーナーがあり、これが特に良かった。
もちろん絵コンテや原画、設定資料などの、アニメ本編だけでは伝わらない制作サイドの熱量もこれ以上無いくらいに味わうことができる。
総じてこの展示は本作に触れたことがある人は行って損はしないだろう。
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