飽きやすい服について&柄ものの服は、よっぽど気に入った柄でないと、飽きやすい

柄ものの服とは、無地ではない服、柄の入った服のことである。
柄の入った服は、モノとしての寿命がくる前に飽きることが多い。
柄のせいで服の存在感が強く、その服を着た印象が自分の中で強く残るため、無地の服よりも飽きやすいのだと思う。
今まで、それほど着てない柄ものの服をいっぱい売ってきた。

そして柄ものの服は、いい服か安物かが分かりやすい。
なまじ絵柄があるから、素材、染料、柄の優劣が目立つのだ。
だから、相当どストライクの色、柄で、長く着そうな予感がするものしか買わない。
なので自分のクローゼットの中での柄ものの服の割合はごく低い。
数パーセント程度だと思う。
無地の服ばっかり持ってる。

不思議なことに、柄じゃなくて、レースとか織柄、ステッチ、リボンテープなどで変化をつけてある生地なら飽きにくいんだよな。
レースとか織は生地の一部だけど、「柄」は「ペイント」、とって付けたものだからかもしれない。

柄物の服を買うとしたら、中途半端なものではなく、高級感のある「完璧」な服でないとダメだと思う。

服は、一旦その服に飽きたと思ってしまうと、気持ちが戻ることはない。
飽きた後は、飽きたことに我慢しながら着ているわけで、ストレスになる。
私の場合、飽きたあと我慢しながら着ていても2、3回目で「やっぱりもう着たくない!」と我慢の限界が訪れて、売りに出してしまう。
飽きたら自分にとってその服としての寿命なのだと思う。

飽きやすい服は服の寿命まで着ることは少ない。
たいていまだ着られる状態で売ってしまう。
それなら飽きやすいようなものははじめから買わない方がいい。
買った値段の元も取れないし。
と、散々失敗してやっと当然のようなこの結論に辿り着いた。


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