レーヨン素材の服は絶対買わない

今までに何度も何度もレーヨンの服で失敗してきて、もう一生、レーヨンの服は買わないことを心に決めている。
私は、レーヨンの服は、新品でもゴミだと見做している。
モダール、リヨセル、ビスコースなども名前を変えただけでレーヨンと同じもの。絶対買わない。

レーヨンは、服の素材として使うべき代物ではないと思う。
レーヨンの服の最もダメな点は一度の着用で毛玉ができる点で、ワンシーズンで信じられないほど服の表面が毛玉だらけになる。
その様相はまるで皮膚病。
服の存在意義は、生身の肉体よりも体を美しく見せることなのに、わざと皮膚病みたいに見える服を作ってどうするんだ。

レーヨン製のトップスやアウターを着ていると、腕と胴体が擦れる部分と、鞄が当たる部分がまず最初に毛玉だらけになる。
数回着ただけで毛玉がついて、すごく不潔な印象。
それなのに、防寒性は低い。
「レーヨンはシルクに似た光沢があり、なめらかな生地感を特徴としている」というが、ハッ!私に言わせればシルクどころかゴミでしかない。
感触は、「なめらか」というよりも「ヌメーッ」としている。
見た目の面でも、実用性でも全く存在意義がないのがレーヨンの服である。

レーヨン、モダール、リヨセル、ビスコースなどの服の洗濯表示を見ると、「クリーニングに出してください」とある。
ここがまたしてもファッション業界(アパレル業界)の良心のない部分だと、いち消費者として感じる。
家で洗うような日常着をレーヨン素材で作ることがそもそも間違っている。
業界にいるなら当然用途と素材の正しい組み合わせは知っているはず。
メーカーは知識のない消費者をナメているとしか思えない。

レーヨンは安価な素材で薄利多売するにはもってこいのもってこいなのかもしれない。
木材パルプが原料だから、感触も綿に似ている。だから消費者を騙しやすい。
見た目に心惹かれた服でも、素材表記を見てレーヨンだったら、絶対買わない。試着すらしない。


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