好きだったけど、着なくなるものもある

レザーライダースは着るだけで「いかつく」なれるので、格好いい系の格好をしたいときに重宝していて、20歳の頃からずっとレザーライダースを愛用してきた。
着る季節が限られるアイテムでもあるし、ライダースは重いから、恐らく年を取ったら着ているだけで疲れて着られなくなるだろう。だから着れるうちに着ておこうという意図もあった。

ところが28歳でヴィーガンになって1,2年ほど経った最近(2021年初頭)、ライダースが嫌いになったわけではないにしても、何となく革を着ることに違和感を覚えるようになった。
靴とか鞄はレザーの方が履き心地が良いし、堅牢だし、「ちゃんとして見える」からいまだにレザー製品だけど、こと「着る」ことに関してはレザーに触手が伸びなくなった。

それで、これを編集している2021年の春、ついに、自分の持ってるライダースの三代目、ディーゼルの黒を売ってしまった。まだきれいだったけど、もう着ないな、と悟った。それから数か月経ったけど、後悔はない。

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