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低倍率の話

こんばんは。

本日もまたれふとです。
私は昔からTHE・低倍率と呼ばれており、自負もしております。
今でも低倍率はなお健在ですが、多感な幼少期は特にその力を遺憾無く発揮していました。

※低倍率とは※
日常生活においてあらゆる場面で少ない確率を引き当てる事。
少ない確率に遭遇する事。
またはその様。

さて、低倍率について理解を深めていただいたところで私の幼少期の低倍率事件の一部をご紹介差し上げたいと思います。
今回も嘘みたいな話が多々ございますが、どうか最後までお付き合いくださいませ。


◆シジミのお味噌汁を作って飲むと、私のだけ大体砂を噛んでいる。
※家族内ではお馴染みの為笑いとして拾ってももらえない

◆お刺身をみんなでシェアして食べているのに一人だけ骨が歯茎に刺さる。

漏れ無くもらえる!のキャンペーンに応募し、漏れる。

◆ガソリンスタンドでやっと集まったスタンプラリーを渡して受け取った時計の長針がない。

◆映画「クールランニング」のボブスレー型の寝袋に応募し、当選するもチャックそのものが付いてない。

◆映画「天使にラブソングを」に憧れヘアアイロンを買ってもらい
ウーピー・ゴールドバーグヘアーを目指すも通電初期不良にて停電。
暗闇の中焦げ臭いに襲われる。

◆お買い物のレシートでガラガラ抽選会を行い、
見事2等賞を当て盛大に鐘を鳴らされ祝われるも、
リボンが首についた醤油の一升瓶を受け取る当時小学2年生の私。


如何でしたでしょうか。
挙げればキリがない程たくさんのエピソードがございます。

ああ、この歳になってnoteを始めた時の為に、
ネタとして神様が話題を提供してくれている訳が御座いません。

そんな訳はないのです。
ネタの為に神様がご用意くださったにしてはイタズラが過ぎる


お刺身の変では一人だけ歯茎から血を流し、食事のムードをぶち壊し、
その後にみんなでシェアした汁なし担々麺で一人だけ
「痛ってぇ…ぃ痛てぇ…。」
と、辛いけど美味しいぃ!癖になルゥう!みたいなノリに完全に乗っかれませんでした。

子供ながらにワックワクのウッキウキで寝袋に飛び込んでクールランニングごっこをしたかったのに
「…閉まらねえ。」
ただのジャマイカ柄の謎のビニールでしかないのです。(ex:寝巻き事変)

「…ジャリっ」(ex:シジミの変)
「…来ねぇ…」(ex:漏れないに漏れる事変)
「…針がねぇ、最早時計でもねぇ!」(ex:GS粗悪品事変)
「…臭ぇ!!」(ex:天使にLS事変)
「…重ぇ!!!」(ex:一升瓶の変)

吉幾三感が拭えなくなってきましたので、一旦この溢れ出す思い出し怒りを沈めたいと思います。

…このように私は低倍率の星に生まれ、低倍率に愛されて来ました。
歳を取った今でも多数の低倍率事件は御座いますが、それはまたいつか
ネタを多数神様より授かった時に開放できれば幸いで御座います。

きっと、私自身が思っているよりも早く解放する事になるかと思います。

それにしても現実は小説より奇なりとはよく言ったものですね。
こんな小説なら読みたくもないですけど。

それでは、またいつか。
今夜も、良い夢を。



そもそもウーピーに憧れてヘアアイロンを親にねだる子供って救い難いですよね。
失礼しました。

お休みなさい。

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