Amazon Kindle 電子書籍「MATLAB で簡単オーディオ プラグイン開発 : エフェクター・プラグインが数分~で作れる!(VST/AU)」
電子書籍発売!
本業収入がほぼないので、本を書きました! (。・_・。)ノ
定価 1200 円(税込み)です。
よろしくお願いいたします。m(._.)m
前書きにも書きましたが、2年半に渡り note 記事として書きためたものを元に一貫性とストーリー性を持たせ、原理的説明や記事では省略した部分など多くの加筆を行ったものです。
リフロー形式なので「ページ数」の概念がないのですが、Amazon では 393 ページと表示されています。
ほぼ半分が実際の VST プラグインのスクリプトを含む説明ですが、(簡潔な)原理的説明を行った【デジタルオーディオ】に全体の約 1/3 を当てています。
内容的な粒度は note の各記事でご確認ください。(^_^;)
Kindle Unlimited でもお読みいただけます。ぜひ最後までページめくってください。( ̄ー ̄)
全目次~まえがき、あとがき
ソースコード ダウンロード
どなたでもダウンロードできます。
主に VST プラグインのソーススクリプトと Simulink モデルです。
本文中に出てくる細かいスクリプトは含まれていません。
家の MATLAB 環境で日本語が使えないこともあって、コメントは本誌の編集時に付けています。
ここで DL できるソースにはあまりコメントが付いていないため、本誌をご参照ください。
動画・音声リンク
制作環境
作成
VSCODE で Markdown 使用(デフォルトでプレビュー可)
epub3変換
-pandoc
md ファイルから数秒で epub3 に変換
ある程度以上複雑な数式が変換できない(VSCODE のプレビューでは表示される)
-pandocオプション --webtex https://latex.codecogs.com/svg.latex?
数式全て変換可能
svg/png どちらのオプションを付けても画質があまりよろしくない
インライン数式も画像に変換されるので文章と馴染まなくなる
数式・図への対処方法
-\int や \sig 等を使わない簡単な数式は Markdown 使用 ok
-それ以外は画像化
-文章内は画像にするとレイアウトが馴染まないので、複雑な式のインライン使用は避ける
-画像にする数式は MATLAB で書き、HTML にエクスポート、ブラウザ上で画像保存するのが簡単
kindle ガイドラインではサイズ指定に % を使うよう書いてあるが、iOSで効かないので pixel 指定の方がよい
-page-break-inside:avoid;
大きすぎる図や、複数の図を同じ段落、あるいは前後に<br>がない場合はこれを指定しても改ページされてしまう場合がある
直前で改ページするか図を小さめにするしかないが、リフロー形成なので絶対ではない
プレビュー
-VSCODE - Markdown Preview Enhansed
デフォルトより若干高速?
<p></p>内のインライン数式が変換されない ボールド指定の ** ** がそのまま表示される部分がある pandoc では正常に変換される
数百ページとかになるとプレビューに数秒かかる
後半になるとソースとプレビューの位置がリンクしない ソースをクリックしてもダメ 目次のクリックしかない
<pre>が反映されず、コード部分文字化け等あり
-Kindle Previewer
純正 PC ビューア
タブレット/スマホ/Kindle端末切替え、フォント、フォントサイズ変更可能
表示サイズ固定 ズームもできない
-kindle iPhone / iPad mini / iPad Pro アプリ
Amazonアカウント「コンテンツと端末の管理」-> パーソナル・ドキュメント経由
スタイルシートが結構無視される
<img width=% が効かない
あとがき
数式や図が入る電子書籍を epub 形式で作るのはめちゃくちゃ大変なことが分かりました・・。
Latex とかにまともに対応してないし、各ビューアで全く振る舞いが違い、図のキャプション前でのページ区切り不可設定にしても部分的に無視されたり・・。
特に iOS の Kindle アプリは結構スタイルシート無視するんですよね。(゚~゚)
なんか、一太郎・花子使ってて MS-Word に移行したときの「あきらめ感」のようなものがよみがえりました・・。(;´Д`)
もう Markdown じゃなくて、ちょくちょく HTML 直書きしてるような状態に・・。
そう、これから技術書を Kindle で出す方にアドバイスするとしたら、
「こだわりを捨て、結果を受け入れること」
ですかね。(u_u)
あまりこだわってると、精神持ちません。
それでも校正が永遠に続くような気がしてきます・・。
というわけで、極力互換性が保てるよう現時点で最大限の努力をしたつもりですが、ビューワによっては見にくい部分もあると思います。その際はご容赦ください。<(_ _)>
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