- 運営しているクリエイター
#Simulink
Xcode で iOS 用 AUv3 プラグインを作る ~ リングバッファ/ダブルバッファ方式 FIR フィルター ~ Simulink でメイン処理動作確認
まえがき なんか去年もそうだった気がするのですが、せっかくの桜満開の時期に天気悪くてがっかりですね。 今朝も桜を見に近所の公園に行ったのですが、雨が降ってきました。 やはり桜は青空バックで見たいです。 なので、部屋に籠もって AUv3 プラグインでも作りましょう! AUv3 プラグインとは AUv3 とは、Apple の オーディオ用低レイヤーフレームワーク Audio Unit をアプリ間で共有する Audio Unit Extension の最新規格です。 こ
VST プラグインのプロトタイピングから検証までを MATLAB で ~ MATLAB の VST 生成機能を使う ~ データインスペクターでログ比較
まえがきみなさんは信号処理系のプラグインを作る場合、プロトタイピングや検証はどうされてますか? 私は、JUCE や Wwise でプラグインを作る前に、まずは効果を MATLAB/Simulink で確認し、MATLAB で VST 化してリアルタイム検証を行っています。 今年の ADC でも、「最初に MATLAB で作ってから JUCE にする」って言ってた方がいましたね。 "super helpful" と。(--)(__) Musical sound codin
HRTF を聴き比べ ~ MATLAB の VST 生成機能を利用してスタンドアローンアプリを作る ~ Home ライセンスでもOK
R2023bで SOFA ファイルを直接取り扱えるようになり、外部 API を使用する必要がなくなりました。 その件を記事中に追記しています。 2023/09/16 更新 試聴だけしたい方は、以下を飛ばしてアプリ説明・使用方法へどうぞ。Windows 版のみとなっております。 まえがきVST(Virtual Studio Technology) プラグインとは、スタインバーグ社(現ヤマハ傘下)がDAW用に開発したプラグイン規格です。 詳しくはこちらをご参照ください。
Amazon Kindle 電子書籍「MATLAB で簡単オーディオ プラグイン開発 : エフェクター・プラグインが数分~で作れる!(VST/AU)」
電子書籍発売!本業収入がほぼないので、本を書きました! (。・_・。)ノ 定価 1200 円(税込み)です。 よろしくお願いいたします。m(._.)m 前書きにも書きましたが、2年半に渡り note 記事として書きためたものを元に一貫性とストーリー性を持たせ、原理的説明や記事では省略した部分など多くの加筆を行ったものです。 リフロー形式なので「ページ数」の概念がないのですが、Amazon では 393 ページと表示されています。 ほぼ半分が実際の VST プラグイン
MATLAB でマルチチャネル対応 VST 開発 ~ Ducking VST ~ ナレーションに合わせて BGM 音量を自動調節
System Object Plugin を直接作る方法の記事を追加しました。(2023/1/2) System Object Plugin ~ Simulink にもそのまま読み込めるプラグインを作る まえがきAudio Toolbox では、2ch を超えるマルチチャネル入出力に対応しています。上限は特に書いてありません。 マルチチャネル対応の VST を作りたい場合、audioPluginInterface() で 'InputChannels'、'OutputC
MATLAB/Simulink でアルゴリズム開発 ~ C/C++ の検証を MATLAB で ~ C Caller / C Function
まえがき私は通常、MATLAB/Simulink でアルゴリズム開発を行い、組み込み・VST(JUCE)用に C/C++ 化を行うことが多いです。 その場合、検証用テストデータの作成および、C/C++ での実行結果の検証にも MATLAB/Simulink を使います。 これだけでもかなり効率的ではあるのですが、テストデータを C/C++ に持って行ったり、実行結果を MATLAB に持っていったりと、MATLAB <-> C/C++ 開発環境の行ったり来たりが面倒です。