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#VST
VST プラグインのプロトタイピングから検証までを MATLAB で ~ MATLAB の VST 生成機能を使う ~ データインスペクターでログ比較
まえがきみなさんは信号処理系のプラグインを作る場合、プロトタイピングや検証はどうされてますか? 私は、JUCE や Wwise でプラグインを作る前に、まずは効果を MATLAB/Simulink で確認し、MATLAB で VST 化してリアルタイム検証を行っています。 今年の ADC でも、「最初に MATLAB で作ってから JUCE にする」って言ってた方がいましたね。 "super helpful" と。(--)(__) Musical sound codin
Amazon Kindle 電子書籍「MATLAB で簡単オーディオ プラグイン開発 : エフェクター・プラグインが数分~で作れる!(VST/AU)」
電子書籍発売!本業収入がほぼないので、本を書きました! (。・_・。)ノ 定価 1200 円(税込み)です。 よろしくお願いいたします。m(._.)m 前書きにも書きましたが、2年半に渡り note 記事として書きためたものを元に一貫性とストーリー性を持たせ、原理的説明や記事では省略した部分など多くの加筆を行ったものです。 リフロー形式なので「ページ数」の概念がないのですが、Amazon では 393 ページと表示されています。 ほぼ半分が実際の VST プラグイン
MATLAB でマルチチャネル対応 VST 開発 ~ Ducking VST ~ ナレーションに合わせて BGM 音量を自動調節
System Object Plugin を直接作る方法の記事を追加しました。(2023/1/2) System Object Plugin ~ Simulink にもそのまま読み込めるプラグインを作る まえがきAudio Toolbox では、2ch を超えるマルチチャネル入出力に対応しています。上限は特に書いてありません。 マルチチャネル対応の VST を作りたい場合、audioPluginInterface() で 'InputChannels'、'OutputC
MATLAB で Digital Lossy VST プラグインを作る ~ 聴覚心理特性とは? ~ 非同期バッファで MDCT
まえがき「Bit Crusher」というエフェクターがあります。量子化ビットを削ったりサンプリング・レート下げたりして「チープ」なレトロサウンドにするものです。 これとは別に、「Digital Lossy」というのもあるようです。ビットクラッシュではなく、MP3のような音声圧縮でビットレートを落としたような「低品質」サウンドにするものです。 非同期バッファや聴覚心理特性を使うので、(他の「Digital Lossy」が聴覚心理特性を使っているかは不明ですが)題材としては面
MATLAB/Simulink でアルゴリズム開発 ~ C/C++ の検証を MATLAB で ~ C Caller / C Function
まえがき私は通常、MATLAB/Simulink でアルゴリズム開発を行い、組み込み・VST(JUCE)用に C/C++ 化を行うことが多いです。 その場合、検証用テストデータの作成および、C/C++ での実行結果の検証にも MATLAB/Simulink を使います。 これだけでもかなり効率的ではあるのですが、テストデータを C/C++ に持って行ったり、実行結果を MATLAB に持っていったりと、MATLAB <-> C/C++ 開発環境の行ったり来たりが面倒です。