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2022年12月の記事一覧

再生

Ducking VST (Reaper版)

Reaper に挿してみました

再生

Ducking VST

audioTestBench だと(多分)マルチチャネル入出力設定できないけど、Simulink に組み込めばできることが判明 組込み用にソース手直しは一切不要 試しに4in-4out で、ナレーション部分で自動的に BGM 音量を調整する「ダッキング VST」 を作ってみました

JUCE / MATLAB ~ スタンドアローン VST の活用方法

まえがきJUCE や MATLAB はスタンドアローンの VST(.exe) が生成できます。 DAW なしで単体起動でき、外部入力に対して処理を行うことができます。 また、後述する Virtual I/O アプリを使うと、PC上の任意の音(プレイヤーやWebブラウザ等)に対して処理が行えます。 通常、公式の AudioPluginHost アプリを用いてデバッグしている方が多いのではないかと思いますが、スタンドアローン版を使えば、デバッグ時もそのまま任意音声を入力して

JUCE ~ v143ビルドエラーの対処方法

最近の Projucer ではデフォルトのリンクライブラリが Visual Studio 2022 相当になっている(Visual Studio 2022 がインストールされてるか Windows11 だと?)ようで、Visual Studio 2019 等を使っている場合はビルドエラーが出ることがあります。 これは、JUCE ではき出したライブラリと Visual Studio 側のライブラリのバージョン不一致により起こります。 v141/142 の時は対応ライブラリを

MATLAB で Digital Lossy VST プラグインを作る ~ 聴覚心理特性とは? ~ 非同期バッファで MDCT

まえがき「Bit Crusher」というエフェクターがあります。量子化ビットを削ったりサンプリング・レート下げたりして「チープ」なレトロサウンドにするものです。 これとは別に、「Digital Lossy」というのもあるようです。ビットクラッシュではなく、MP3のような音声圧縮でビットレートを落としたような「低品質」サウンドにするものです。 非同期バッファや聴覚心理特性を使うので、(他の「Digital Lossy」が聴覚心理特性を使っているかは不明ですが)題材としては面