音声ファイルを用いた学習

あらゆる学びに暗記事項はつきものです。
例えば
・英単語
・歴史の年号
・法律の条文
・用語の定義
などのように、どんな分野であれ、ある程度の水準に達するには問答無用の丸暗記が必要な部分が存在します。

こうしたものは、ひたすら念仏のように唱えて覚えるというのも一法ではありますが、なかなか人前で行うには強靭なメンタルが必要になるでしょう。
しかし、個々の事項ごとに短い音声ファイルを作成して繰り返して聞けるようにすれば、人目を気にすることなくほぼ同様の効果を得られます。

「○○は□□」といったかたちの端的な表現で暗記事項を音声に吹き込む、
あるいは、既存の教材の音声ファイルを単語や文の単位で分割する、
といったことによって単独の音声ファイルを作成し、
これらを数回ずつ繰り返して聞けるようにする

というのが私のお勧めする記憶法です。
いったんこうしたものを作成しておけば、通勤通学の移動中や待ち合わせ中の細切れ時間も有効に活用できますし、
(効果のほどはともかく)作業中やゲーム中あるいは睡眠中でも暗記学習が可能かもしれません。

要は「暗記用の短い音声ファイルを作成して繰り返し聞く」ということに尽きるのですが、
ある程度まとまった量のものをつくるには、適切なツールと適切なスキルを組み合わせないととても煩雑な作業になって挫折してしまいます。

特に厄介なのは、ファイル名の変更と音声ファイル分割の作業負荷です。
これらを手動でひとつひとつやっていくと大変な手間になります。
しかし、コマンドやスクリプトを用いて大量のファイルを画一的に扱う方法を会得すれば効率的に作業を行えるようになります。

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