“COLORS”メンバーの推し曲たち②

こんにちは、ドラムの高木です。

今回はニューアルバム『COLORS』から僕の推し曲について語ろうと思います。

前回の記事でこうすけくんも話してとおり、どれも推し曲すぎてめっちゃ悩みました。普段は謙遜するタイプの僕でさえ、恥も外聞もなく『COLORS』は名盤だと思っています。本当は全曲語りたいのですが、今回はその中でも思い入れのある3曲をチョイスしました。

①カラフル

アルバムを聴いてこの曲が好きって言ってくださる方が多くてとても嬉しいです。本当にありがとうございます。

この曲は個人的に曲も歌詞もアレンジも全部気に入ってる曲です。
逆にやりたいこと詰め込みすぎちゃって、この1曲で満足してしまいそうになりました。アブナイ!

曲名から何となく察している方もいると思いますが、『COLORS』というアルバムタイトルに大きく関係しているのがこの「カラフル」です。アルバム制作中盤あたりにこの曲が出来上がったのですが、この曲のおかげでアルバムの道筋が決まったと思っています。

その当時、テクノロジーの発達によって人の可能性は広がったのに同時に窮屈な価値観も広がったよなあってことをぼんやり考えていました。SNSで他人の内心を目撃してしまう場面が増えたせいか、懐疑的な思考で生きている人が爆裂に増えた気がします。
それによって自分の感情をひた隠すように生きてしまうってどうなのー?
自分に素直になることの重要性を見直すべきなんじゃじゃないのー?
ってことを感じて歌詞を書いていました。
そのため、カラフルを含む何曲かの歌詞は「心の奥深くに閉じ込めた自分」や「思い描いた自分の未来」を肯定するテーマが多いです。カラフルでは描けなかった目線や角度からも歌詞を書きたくなったからです。
でも、そのおかげで『COLORS』というタイトルが生まれました。
そこには「心の解放による人生の彩」という意味と「未来は何色にでも塗りかえられる」という意味を与えています。

②ライムライト

実はこの曲だけLEEVELLES結成前から存在している曲なんです。
サビの原案に至っては2015年頃に作っています。

なぜ前作『SEASON』に収録されなかったかというと、ライムライトはまだまだブラッシュアップできる曲だと思ったからです。
その予想は正しく、当時は思いつきもしなかったアイデアがかなり盛り込まれました。この1年でシンセサイザーの勉強を頑張ったおかげで、サウンドの世界観がより色濃く描けています。

時間かかってもいいからこの曲はMV化したいですね。

③ふたり星

LEEVELLESでは今までにないタイプのバラード曲ですね。
この曲はメロディもさることながら歌詞がお気に入りです。
恋愛の曲は泣きながら書けるときが一番良いクオリティに達しますね。
この曲の時も「エモいよおおお!」ってなりながら書いた記憶があります。

前作『SEASON』収録の「ユレユレル」とも共通するんですが、受け入れ合うふたりって関係性が僕は好きなんだと思います。
甘酸っぱい恋愛も好きですけど、良きも悪きも超えてなお愛し合える関係性に憧れるのかもしれません。
伊坂幸太郎の「AX」って作品があるんですけど、主人公の奥さんへの想いなんかはとても惹かれます。是非読んでください。

50代くらいの方がパートナーとの人生を振り返って、この曲を好きって言ってくれたらめっちゃ喜べる気がします。


以上、高木が選ぶ『COLORS』の推し曲でした!
いつか1曲ごとに色々話せたらいいなあと思っています!

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!ばーい!

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