そして今の推しに出会う

※推しのグループや名前は公表しません。


ようやく追いついてきました。
あとちょっとです。

今の推しに出会った話をしたいと思います。令和になってからの話です。

それは友達からのLINEがきっかけでした。

「ちょっとよく分かんないんだけど、取りあえず協力してもらってもいい?」

何のことか分からず話を聞いてみると
友達の友達の職場の人の友達の息子さん?が、とあるオーディションに出ているとのこと。
何でも投票数によってデビューできるかどうかが決まるらしい。

取りあえずその息子さんの写真を見せてもらいましたが

全然好みのタイプじゃない…
アイドルっていう感じでもないかな。
でも地元の子だし投票しとくか。

ということで、取りあえず投票しました。

できるだけ多くの人に拡散してくれるとありがたいというので、高校時代の仲良しのグループラインに貼り付けて投票をお願いしたところ、みんなちゃんと配信を観てくれて

次の日には
「私は○○くんていう子がいい!」
「私は□□くんが気になる〜」
と、グループラインは盛り上がってました。
(ちなみに地元の子は友達たちには人気はなかったです…)

遅れて私も観てみたのですが
まず顔と名前が一致しない
それどころか全員同じに見える
それにしても若いな〜
16歳!?ひぇ〜!!!

いちいちびっくりしながら観進めていきました。

観ていくうちにだんだんと名前と顔が一致するようになり、
誰も脱落してほしくないと涙しながら観ることもありました。

友達とグループラインで会話をしながら観るのも楽しみで、
ずっとオーディションが続いてほしいね
終わりがこなければいいのにね
と言いながら観ていました。

最初は特に推しを決めずに観ていたのですが
ある1人の子が気になって気になって…
気づいたら全力で応援してました。

歌もダンスもできるオールラウンダー
ちょっと自分に自信がなくて
でもステージに立つとキラキラしてる
そんな子でした。

その頃は何となくデビューできそうな子が固まってきていて
この子は難しいだろうなと薄々感じていました。

良くも悪くも器用にこなす。
卒がない。
歌の先生に「歌ってみて」と言われたら歌えるし
ダンスの先生に「踊ってみて」と言われたら踊れる

こういう子、グループに一人は欲しくない?って友達に言ったら
「ダンスが全然踊れなくても歌が抜群に上手い子だったりその逆の子の方が魅力的かな。
あと、俺が俺がっていう子の方がいい。
いたらグループとして歌もダンスも安定するだろうけど、いなくてもいいかな。」
と言われ、撃沈。

順位はかなり厳しくて友達にも手伝ってもらいながら投票してました。

この子に日が当たりますように
幸せになれますように
と願っていました。

それからしばらくして、晴れてボーイズグループのメンバーとして活動し始めました。

それが今の推しです。

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