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「生きる人」と、ターニングポイント

人には大なり小なり、いくつかの
ターニングポイントがあると思う。

そのきっかけになりうるのが、
人であったり、旅であったりする。

今月は、自分の誕生月ということもあり、
久しぶりに一人旅に出た。

目的地は奈良県の天川村。

天河大辨財天社の鎮座する村である。

ここは
自然がそのままの姿で息づいているところで、

コンビニもなければ、
一晩中煌々と照らす街灯もない。

まだ朝晩の空気も凛として涼しい。

流れる天の川は
”天”の川が地上に降りてきたかのように
美しく澄んでいる。

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このようなところで、
一日中何を目的とするでもなく滞在すると、

次第とカラダが、意識が、馴染んでくる。

そう、暗闇の中に居て、
だんだん目が慣れてくるように。

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そして、そこに住まう人たちと触れ合う。

あぁ、「生きる」って
こういうことなんだ、と。


生命力


「生きる」は、

とてもクリアで、
力強くて、
真っ直ぐで、
やさしくて、
感覚的で、
行動的で、
安定感があって、
安心感もある。

そして、
自然への絶対的信頼感。

***

この旅で、ひとつの大きな決断をした。

ある意味、原点回帰ともいえるだろう。

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ただいま


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