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ホンネとタテマエの話


違和感はどこからやってきたのだろうか。

社内のとあるプロジェクトにて。
食べ物の選び方について女性メンバーに話をきいていた。小腹満たしの間食に何を食べるかという議論。商品開発のフェーズなのでこれ以上はNGなのだけど、カロリー○イトとか、○本満足バーとか。そういうたぐいの話。そうしたら彼女たちが口々に言ったのが、

絶対裏を見て、何が入っているかを吟味して、余計なものが入っていないものしか買わない。
とか
小麦は罪悪感があるから極力食べない。
とか。

いやいや、嘘ですやん。あなた方、そんなにストイックじゃないでしょ。コンビニおにぎりもサンドイッチも食べてるし、チョコチャンククッキーなんて大好物でしょ。そもそもそんな感度高くありませんがな。
心の中でおもわず変な関西弁。そしてだいぶ失礼。

私は小麦もバターも大好きだし、食べたいときに食べるし、ジャンキーなものだって食べますよ。オフィスで見てる限り、みんなのほうがむしろそう見えるけどなー。と、へんなモヤモヤ。

もやっとしていたら、R25創刊の時に、日経新聞を読むと答えたワカモノたちと似ていると思った。本音と建て前。
読んでいる雑誌や新聞は?というアンケートで、一番多かったのが「日経新聞」っていう答え。でも実際にはほとんどの人が読んでいなかったんですよ。
「読んでたほうがスマート」「そう見せたい」っていう建前と、本音は違うんだなって実感したエピソードでした。
アンケート調査とか定量調査とか、あてにしたらいけないなってそのときからずっと思ってる。

だから、ものづくりは自分の信念と照らし合わせながら進めて行くのだ。



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