Midjourney的秘伝の隠し味~Krenz Cushart~
MidjourneyでAIお絵描きを楽しんでいる時に一番つらく苦しいのはデッサンが狂うことだと思います。腕が4本生えていることもあれば、頭が2個ついていることもある。腰が2段になっていたり生首状態で胴体と離れていたり。両手両足がなく胴体だけのことも。そんなエグイ失敗画像を乗り越えて絵を描かなければならないのだけど一体いつまでそんな無茶な画像を見続けなければならないのか。さっさと賢くなれこのAIは!と、罵倒しても何ともならないのでここで我が家の秘伝の隠し味を使ってみようと思います。
Krenz Cushart
この言葉を入れるだけで、デッサン狂いが治るのです。
Krenz Cushart Artstation
Krenz Cuchart style
どんな表記でも構いません、Krenz Cuchartと入れるだけでぐちゃぐちゃだった人体がピシっと整う。顔なら美形に!
そこでクレンツ・クシャルトさんって何者なの?!と思って検索してみるとたくさん美しい画像が出てきます。デッサン教室の先生でイラストレーターさんなんだそうです。なるほどなるほど。
https://www.artstation.com/krenz
この方の画風はアニメっぽいものですが、とにかくデッサンが完璧!グニャグニャ狂いまくりのmidjourneyさんの脳みそ叩き直せるレベルで完璧!
全然アニメっぽい画像じゃなくても、Krenzとこっそり後ろの方に入れておくだけでいきなり人物は美しく!建物はまっすぐに!これぞ隠し味!
・デッサン
・3D
・実写、写真っぽい
という表現との組み合わせでさらに良くなります。
実はこの画像にも入っています。人物の体形を美しく見せたいときなどに効果を感じやすいです。
ただ問題が1つあって、クシャルトさんが普段描いているようなアニメ風のイラストを生成すると崩れるのです。だから鳥山明スタイルとかジブリ風とかの組み合わせで崩れてしまう。kawaiiとかcuteとの相性もものすごく悪い。ぐちゃぐちゃもいいところ…。「artwork by Yoji Shinkawa」との組み合わせでおっぱいが6つ並んでいるのを見たときには泣きそうになりました。
だったら単体ならいいのかというとまたそうでもなく、著作権などの関係なのでしょうか。ことごとく失敗します。
全面に出すとアウトですが、隠し味的にこそっといれておくとOK。崩れやすい原因がわからない時などにおまじない程度に入れるとピシっとくる。と言うことだけ覚えておけばいざという時に役立ちます。
人体が崩れる主な原因は次の4つだと思います。
①構文に誤りがあって、正しく条件を指定できていない
➡根本的に記述の仕方を変える
・長文を区切ってわかりやすくする
・採用されなかったフレーズを削除する
・相反する条件付けをしてしまっている(「暗い⇔明るい」のように)
②どうでもいいキーワードのほうが重要視されてしまっている
➡記述の順番を変えるか不要な単語を削除してみる
③縦横の画像の比率がその絵に合っていない
➡1:1を3:4にするだけで整うことがあるので合う比率を探す
④もともとAIの苦手なことを要求してしまっている
➡できないことは早々に諦めてあげて、無理してやらせない
④は身もふたもない感じがしますがAIも人間と同じ。ダメなものはダメなんだから諦めは肝心です。
筋肉はなぜか得意。
今日は人物描写の裏ワザでした。
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