niji・journeyで使えるアーティスト名リスト~コラージュ編~
前回の記事で「AIアートの人名はまるで絵の具の色や筆の種類を選ぶようなもの」と言いました。
実際にどのようにして名前を混ぜるのかやりながら見てみましょう。今回は画像を作りやすい人名を揃えました。「え?本当にこれを混ぜるの?」というものもあると思いますが、案外面白い絵になるものです。
たとえばel lissitzkyとantonio canovaを混ぜてみましょう。
el lissitzkyはこちらです。
そしてantonio canovaはこちら。
これとこれを混ぜると、こうなります。el lissitzkyの画風でantonio canovaのモチーフを描いたという感じ。
ちょっとつまらないので他の人名も足してみましょう。
mike campauはもともとこういう感じです。これを混ぜるとカラフルで立体的になります。
立体的すぎるなと思ったので、ここにgypsum statue. 2d flat illustration.の2つのワードを足してみます。これは人名が持っている要素を引き出すためのワード。
雰囲気ががらりと変わりました。ストライプやドットがちらりと見えたのでこれをさらに引き出してみましょう。
mike campauの持つ配色の要素が効いていますね。
さらに背景色などを指定して、スタイライズ値をいじってみましょう。
どうですか?
最初の絵とはかなり変化しました。
人名は絵の具のようなものとはいえ、ただ羅列しただけでは面白くありません。その人名が持つ画風のどの特徴的な部分を引き出したいのかを言葉で足してやることで確実にそれが描かれます。そしてスタイライズ値でその特徴をどのくらい引き出すかを決めてやると狙ったような絵が出ます。
これだけだと退屈なので、いろいろな単語を足して絵に深みを出していきましょう。どんな単語をプラスするかはセンスの見せ所ですね!好きなモチーフを足してみてください。
そうするとこんな感じの絵がかけるようになります。
面白い絵にするためには具体的にどんな絵を描いてほしいのかをきちんとAIに伝える必要があります。「時計」を描いてほしいとか、顔を手で隠してほしいとか。そういう言葉は人名に頼らずきちんと言葉で記述します。
特に色に関しては人名が持つ色の特徴が引き出されやすいです。目的の色味があるなら、しっかりと記述して優先させてみましょう。
ここからはいろいろな人名をチェックしてみましょう。今回位はスタイライズ値を無指定の場合(つまり100)と1の2枚を比べながら見てみるとより絵に含まれている要素がどんなものかつかみやすくなります。殆ど絵柄が変わらないものもありますが、意外と変化するものもあります。大きく変わるときは絵を描くときにスタイライズ値をいじってみると面白くなるでしょう。
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