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具合が悪くなるその他の物質

ケイ素

薬を飲んだ時に具合が悪くなったのは糖質だけではありませんでした。

・シリカ
・タルク
・二酸化ケイ素
・シリコーン
・ステアリン酸、-ナトリウム、-カルシウム、-マグネシウム

これらの記載があるものも倦怠感や嘔吐下痢、頭痛などの症状が出ました。

シリカとタルクと二酸化ケイ素とシリコーンは多少形が違うだけで本質的には「ケイ素」です。ケイ素は人体を構成する物質でもあり、製薬会社に問い合わせてもケイ素の不耐症やアレルギーなどは考えにくいと言われました。二酸化ケイ素の安全性は確かなものだと。ですが実際に具合が悪くなってしまうのです。

そのため私は子供に漢方薬しか与えることができなくなりました。これらは錠剤として成型する際に必ず使われるものだったので、薬の形になっている以上避けては通れないものだからです。

脳性麻痺の子供は脳に障害があるせいで正しくホルモンを作ることができなくることがあります。ホルモンはリソソームの中の核内受容体でコントロールされているので、リソソームの膜に穴をあけてしまうケイ素は元気な人には問題がなくても脳に問題のある子供には悪影響があるのではないかと思いました。

ケイ素を除去さえしていれば、何の問題もありません。

薬以外にもケイ素が多く含まれるものはあります。高価なミネラルウォーターにはシリカが多く含まれているものがあります。シリカ水は体に良いと言われて販売されていることがありますが、たくさん飲むと私の子供はぐったりとして筋肉に力が入らなくなります。「飲み物は水しか飲めない、お茶などは下痢をする」というと気を使っておいしいお水をいただくことがあるのですが、お水の味自体はとてもおいしくても後で具合が悪くなります。「健康に良い」と言われているものの落とし穴は水にまで!と悲しくなりましたが、もっと気を付けなければならないのが「珪藻土の壁」です。

近所にある小児科は脱臭防臭効果のある珪藻土の壁が売りで建物全体に使われていました。ほかの病院で同じような診察を受けて同じ内容の薬をもらったときと比べて、その病院に行くといつも症状が重くなっていたのです。看護師さんもいい人ばかりで先生も親身になって診てくださるのにどうもおかしいと思ってしました。

ケイ素はほかにもシリコン、陶器、セラミックの歯の詰め物などに使われています。普段使っている食器などでおかしいと思ったことはないのですが、珪藻土の壁は粉がバラバラと落ちて飛んで吸い込んでしまうので良くないのではないかと思いました。


ケルセチン

特に具合が悪くなるものがケルセチンです。ケルセチンは玉ねぎに入っている成分ですが、複数の名前を持つ成分です。タキシフォリンとかジクベルチンとか。油断大敵です。タキシフォリンはカテキンが代謝された後に生成される物質なので、茶ノ木は要注意。飲んだ後に具合が悪くなったりします。怖い怖い。


タングステン

タングステンのブレスレットが家にありました。それをつけていたところ手がパンパンに腫れあがったのです。おかしいと思ってすぐに外したのですが1週間くらい体中が浮腫んでいました。

そこでタングステンについて調べてみたところ「グリコーゲン合成酵素キナーゼ(GSK-3β)を阻害するもの」の一つだとわかりました。

GSK-3βを阻害する物質はベリリウム、銅、リチウム、水銀などがあります。GSK-3β阻害薬は糖尿病やアルツハイマー病、癌に対する治療薬になると考えられていて実際に認知症のお薬として使われています。GSK-3が癌化を促進するという事実はとても興味深いことです。

グリコーゲン合成酵素はその名の通りグリコーゲンの合成に関係していて、インシュリンはこの酵素の働きで活性化するのです。私の子供が苦手な食べ物や物質をリストアップする作業の中から少しずつ関連性が見えてきた瞬間でした。

GSK-3βを調べていくとコラプシン反応媒介タンパク質というキーワードに当たりました。これはシナプスの形成や可塑性に関わる物質でGSK‐3βによってリン酸化されるので脳細胞の再生には必ず必要なものです。

それにコルチゾールはグリコーゲン合成酵素の合成を誘導します。

脳性麻痺の子供の低血糖と低緊張は「グリコーゲン合成酵素」抜きには考えられません。脳の発達が遅れることも、筋肉がつかないことも、時々原因不明の発作を起こしてけいれんを起こすことも、ここにつながるような気がしました。


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