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おかだの構成要素を探ってみる! ③

ということで、シリーズも3回目になりましたが、もう少しお付き合いください。

おかだに興味なくても、自分のストレングスファインダーを活用した自己分析の参考にはなるはず。 #岡田にも興味もってほしい

今日は、3回目にして、おかだのちょっとネガティブな部分を見ていきます。


第3位は、『最上志向』です。

ちなみにこの強みは、日本の“診断した人”の中では最もTOP5に入る頻度の高い資質らしいです。

ストレングスファインダーの結果を持っている人のうち、おおよそ3人に1人が持っている資質と言われています。

たしかに、こだわりが強く、完璧主義な人が日本人には多い気がしますし、自信を持ちづらい手という点でもある意味納得です。

「最上志向」は、何事に対してもより良くより良くと、上を目指し向上させる資質です。

「最上志向」を持つ人は、向上心の高い人が多いです。

おかだを理解する上で、この資質の理解は外せない項目です。

結論から言うと、『最上志向』がおかだをずっと苦しめてきました。

この資質が強みとして発揮されたのは、たぶんここ最近です。

正直、社会人になって、同期や周囲の人が仕事を頑張り、ものすごい達成感を感じている姿を何度となく見てきました。

でも、おかだの場合、この達成感というものを感じたことがほぼありません。常に不完全燃焼。。

要は、自信がない。そんな人が日本は多いみたいですが、私も同じでした。

それなりにいい仕事ができても、もっと工夫できる余地や準備する余地があったんじゃないか、他の人であればもっとすごい内容にできたんじゃないかと感じていました。

人と比べて自分を卑下する。自分の才能はもっとすごいと信じたいけど、なんかあきらめている部分もある。

しかも30代後半まで。これってけっこう辛いですよね。

自分に厳しすぎるというのが、『最上志向』のネガティブな側面です。


理由は、最上志向が高いと、上記の傾向があることに起因します。

ちなみに、ストレングスファインダーを活用する際は、全ての才能には表と裏の両面があることを理解しておくことはすごく大事だと思っています。

では、どうやってポジティブな側面を発揮できるようになったのか?

ここで苦労する人が多いかと思いますが、自分の場合はきっかけはすごく単純な出来事でした。

仕事において、部署の今後を担うプロジェクトを任された際のこと。一緒に参画していた仲の良い後輩と議論をしながら、準備を進めていました。

私の場合は理想が高いのか、一個一個のマイルストーンに対してかなり高い基準を求めて動いていたので、だんだんその準備が辛くなってきたある日のこと。

「おかださん、とりあえずやってみないとわからないので、ラフな感じですけどこれでいきましょ!!」と言って、ほんとにかなりラフな素案があがってきました。

ほんとにラフ。私からしたら、準備していないに等しいレベル。

でも彼、何の気負いもないし、そもそも楽しそうだったんですよね。その雰囲気になんか「まあいっか!」と、半分投げやりでそのままいったら、なんか楽しかった。

そして彼は、大きなことから小さいことまで、自分の頑張りを口出して褒めるんです。ただ、うれしそうに。

なんかこの出来事がきっかけで、気負わなくていいんだ! 完璧じゃなくても楽しんでいいんだ! というのがすっと身体に入ってきて、それ以来、自然体で最上を志向できるようになりました。

誤解がないように言っておくと、奴はかなり仕事できます。 


そして、もう一つ伝えたいのは、苦しんだからこそ今の財産になっているということです。

独立した3年目ですが、経営人事コンサルタントとして仕事に困ったことはほぼありません。

理由はいろいろありますが、特に大きな部分としては『最上志向』が私の専門性を育ててくれたということ。仕事の幅と奥行きをひろげてくれたということは断言できます。

例えば、研修講師をしている際にも常にやりきった感がないので、ある程度テーマに対して創意工夫をしきったら、別のアプローチを勉強するし、試していました。

講義スタイルの研修に限界を感じたらファシリテーションが世の中に普及する前に試行錯誤して取り組んだり、研修そのものに限界を感じたら、教育の仕組みづくりからのアプローチを模索したり、受講者だけとの関わりに限界を感じたら、環境である経営者とどうタッグを組むかをかんがえたりをしていました。

都度、そりゃきつい面もあるんですが、その最上を求めるトライアンドエラーが今の圧倒的な価値創出の源泉になっているのを実感しています。 #ちょっとは自分を自慢させて


ちなみに、私なりのプロの定義がありますが、これもよく考えると最上志向での経験がそういわせていると言っても過言ではありません。

今回のまとめとして記載しておきますね。

プロとは、自分の専門分野の可能性を誰よりも知っていると同時に、その限界も知っているいる人


ということで本日はここまで!

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