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朝の自習に同席していてちょっと気づいたこと、今日はその時の話を記しておきます。

中3生は高校受験に向けて長い工程を進んでいます。
厳密にいつからとは決めていませんが『受験期』と言うてます。
この受験期、勉強して学習習熟度を上げることはもちろんですが、もうひとつ、とても大切なことを身につける時期でもあります。

それは『習慣化のスキル向上』です。
InstagramやグループLINEを使って、学習の質や効率良い勉強方法を頻繁に提示しています。どれもこれも至極真っ当で『確かにその通り!』という王道と呼べるものばかりです。
昭和•平成•令和 と、時代は変わっても常に言われ続けてきたもの、逆に、昭和の頃は非常識だったと思い知らされるもの、様々です。
ネットのお陰で、より多くのノウハウを素早く知ることができるのは有り難いことです。

それだけ『正しい方法』が無償で手に入るほど情報が溢れているということは、知ってる人が得をして知らない人が損をするいう以前のような『知る•知らないの差』ではなく『やる•やらない』の違いが将来を分けることになります。
いや、もっと少し厳しくいうと『やり始める•やり続けるの差』です。

1月2月ころ、当時の中2生から「受験勉強って何をやったら良いですか?」との質問が結構多く寄せられました。 その回答はズバリ一択『早起き』と答えます。
勉強は?と聞かれて早起きという答えも、日本語になってないというのは分かっているのですが、あの時期に最強の技を身につけるとすれば、間違いなく早起きになるはずです。

毎日7時起床の中2生に「明日から5時起きネ」と言った時の拒否反応ったら、です😅 自分の中学の頃を思い出してみても、NO!!の答えしかありませんネ。
しかし、これから部活もピークを迎えます。勉強もレベルが上がります。それに加えて学校行事・役回りも・・・ とにかく『時間が無いから勉強できない』の理由だけは、山ほど増えていきます。

その中で学力向上を果たす。これはスゴい試練です。
演習能力を上げなきゃいけません。それは当然です。そこでとにかく、問題を解くという作業に没頭したくなります。それが『勉強する』ということと思っているし教えられてきたでしょう。
ところが、それと並行して、否、それ以上に大事にして欲しいことが、先に挙げた『習慣化のスキル向上』です。

『高校になったら、難しいしスピードも速くなって勉強についていけなくなった』よく聞かれる言葉です。
ところが逆に、突き抜けるほど成績が上がるケースもあります。幸いなことに、ウチでは多く目にします。というより上がるケースがほとんどなのですが、両者の決定的違いは何なのか? 長年、多くのものを見てきて、ある程度確信が持てました。

その両者の決定的違いは、、、

              ②へつづく…

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