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指示を出したい人間

投稿が滞っていますけど…先週何をしていたかというと…
ヴィベケ・リーセ先生のセミナーに参加していました。
本が出版される以前に初めて彼女のセミナーを受けて彼女のトレーニングに感銘を受けて犬のトレーニングの世界に本格的に参加しました。
そんな彼女のメソッドを日本で受けることができるということで2012年から認定講座を連続で受けています。

そのシルバーコース3に参加し無事合格してきました~(〃艸〃)ムフッ
無事、RPTM Japan Mid Level Traineeとなることができました。
あくまでもまだまだ実習生ですが、かなり深いところまで学んでいると思っているんですよ~
認定トレーナーになるにはまだまだ上のクラスの受講が必要なので時間はかかりますけど…(^_^;)
日本ではまだまだ一般的ではない犬が自発的に行動することをメインとしたトレーニング。

問題と思う行動を修正しようとするとどうしてもそれをやめさせるためにどうするか?を考えますよね。
問題となるきっかけになるものとの一つの物語を壊して別の物語を作っていく。
そのためにどうするのか…

シナリオはこちらで作るにしても犬に対して指示をしない。
犬がそのように行動することに仕向ける。
行動をさせるのではなく犬がその行動をとる。
そうするにはどうするか…それがむつかしいところ。

今回、実技で改めて思ったことです。
指示を出さず、犬がその状況に対応できるようにするには練習の時から指示を出してはいけないんですよね。
指示待ちにしてはいけない。
自分で対応できるように引き出しを作ってあげられると対応力がアップする。

実際、自分の実技動画を見るとばっちり指示出しているんですよね~
ヴィベケにもばっちり指摘されてますけど…
案外、無意識に指示を出しているので意識して指示を出さないようにすることが必要だと思っています。
まぁ、忖度する動物である犬だから正しく忖度してもらえるようにこちらがお膳立てをする必要があるんです。

ではどうするか…
指示をしないで犬を動かす…犬のボディランゲージを使うんですけど、犬をサポートすることも大切。
犬をサポートするっていうのは励ます、褒めるということなんですけどね…
案外、褒めることがちゃんと褒められていないんじゃないかな?と思うこともあります。

まずは、犬が嬉しいと思う褒め言葉をちゃんと作っていきたいですよね。
それは、誰にでもできる簡単な事です。
ただただ心を込めて、「いいこだね」というだけ。
そして、なんの見返りも求めず、ただただ「いいこだね」とおやつをあげたりご飯をあげるだけ…

生きているだけで「いいこ」だし、排せつしても「いいこ」なんですよ。
そして、わがまま言ってくれたり、要求してくれることが甘えてくれていることだとしたら…「いいこ」だと思いませんか?
犬と暮らすことは、楽しい事ばかりではないけれど喜ばしいことにあふれています。

なぜ、犬を迎えたか…
犬と何をしたかったのか…
改めて考えてみませんか?

囲ってばかりでは指示がないと何も解決できない無表情なわんこになると考えています。
少しくらい小賢しくていいじゃないですか…それもわんこと暮らす醍醐味です。

お知らせ

年内最後のお散歩トレーニングを12/15に予定されています。
是非、皆さんと小金井公園を歩きたいと思いますのでご参加ください!
参加申し込み、お問い合わせは遠慮なく
smile2happiness@gmail.com までメールください。
お待ちしております!

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