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価値観に寄り添い共感すること
札幌もこのところ急に温度が上がり、ランチに事務所の外に出るとコートを脱いで、真新しいスーツを着た新入社員らしき若者たちを多く見かけるようになりました。
希望と不安で胸を膨らませて入社した会社も、2週間も過ごせば不安の方が大きく感じる時期だと思います。今は何もわからず、上司や先輩の言うことを聞いて仕事に取り組もうとするも、失敗ばかりで自信を失い、不安に感じているのではないでしょうか?
自分では精
一次産業と地域ブランド
地方では農業や漁業などの一次産業が基幹産業のところが多く、一次産業に関連する事業、産業に従事する人も当然多くなります。地域の人口を維持して地域の経済を維持するためには、一次産業と地域が一体となったブランディングが必ず必要になります。
特に最近ではふるさと納税などの制度で全国から寄付が集まり、その資金を元手に行政も地域の福祉や教育、新たな事業作りをすることができます。ブランディングは地域のふるさと
新年度を迎え、リープスは22期目に入りました。
2024年度(令和6年度)が始まりました。
株式会社リープスも22期目が始まりました。起業して21年目の春です。
当たり前ですが、起業した時は30歳代半ば、体力も気力も有り余っていました。引き合いがあればすぐにどこにでも行ってました。経験や知識は今から思えば全く足りていなかったのですが、行動力は今の10倍はありました。
それから20年ちょっとの時間が経って、50歳も後半、いわゆるアラカンの年代
農家戸数の減少への対応
日本の農業者人口は1960年ごろには600万人もいました。60年経って2020
年には最近の数字では174万人と1/3以下に減少しました。農研機構の予測によれば2035年には、さらに1/3の64万人にまで減少するとしています。
今回は、農家戸数が減少する中で日本の農業がどうなっていくのか考えてみたいと思います。
いうまでもなく農業は国民の食を保障するための重要な産業です。国が主導して農業という
過去記事の掘り起こしについて
【お知らせ】
僕が起業した2003年ごろは、ようやくインターネットへの常時接続が始まった頃で、NTTがADSL回線を売り出していた頃だったと思う。それまでは、電話回線経由でインターネットに接続するので、ダイヤルアップといって、そのたびにアクセスポイントに電話をかけていました。パソコンのスピーカーから"ピーヒョロヒョロ〜"という音がして、しばらくしてからパソコンの画面にゆっくりとテキストや画像が表
定年クライシスのおじさまたちへ
1989年の大納会につけた日経平均の最高値を、この2月22日に34年ぶりに更新した。この30年間は「失われた30年」と言われていて、日本全体がデフレに喘いでいた。ロスジェネ世代は景気が良い時代を経験したことがなく、景気が良いということがわからないのかもしれない。
かくいう私は、バブルの絶頂期の1990年に大学を卒業し、何の苦労もない就活を経てゼネコンに入社した。当時の大卒初任給は18万円だった。
農業コンサルティング会社を起業して20年、関係者の皆様には深く感謝いたします。
株式会社リープスの決算は3月末、今日から新年度の営業がスタートしました。
会社の設立日は4月22日なので、もう少し先なのですが、今日から第21期です。
まだ、もう少し仕事は続けていくつもりですが、クライアントや関係者、経営者仲間の皆さんには感謝申し上げます。
20年前の会社設立時には、農業関係でモノを売らないコンサルティング業は、獣医さんなどの専門家以外はほとんどいませんでした。土壌分析は肥料会
DXで農業革命は起きるか?
DX(デジタルトランスフォーメーション) という略語を数年前から聞くようになりました。これはデジタル技術を用いて、業務、仕事などを変革しようという意味であり、いわば、デジタル革命といえます。
デジタル革命を起こすためには、事前のデジタルインフラが必要になります。全てをデジタル化することを、デジタライゼーションといいます。これは、フィルムに焼き付けて撮影するアナログ写真から、デジタルカメラ(デジカ
有機か無機か・・・(1)
ブログもずいぶん長く続けていますが、反響がありそうな話題というのがあって、そのひとつが「有機か無機」かというテーマです。
有機農業とか有機農産物といったパワーワードへの反応が多いように思います。
そもそも農業における有機とか無機って誰のため、なんのためのものなのでしょう。多くの人は、なんとなく、有機の方が良さそうというイメージ先行ではないでしょうか?
農業、とりわけ施肥技術的に考えた場合、有機
今年も1年お世話になりました。
noteを書き始めて1ヶ月程度ですが、年末のご挨拶の時期になりました。まずは、今年1年、皆様にはたいへんお世話になりました。
ブログは2005年ぐらいからワードプレスで構築しているオフィシャル・ウェブページに書いていますが、どうやらnoteの方が使いやすい。というか、更新頻度も上がるのではないかと思い、まず、noteの方に記事をアップしています。同じ内容のものをオフィシャル・ウェブページの方にも