モチベーション革命ー好きなことに全力でいますか?ー

こんにちは、事務局メンバーのまいこです。

私は現在、1年間の国際プログラムに参加しており、フロリダでフルタイムで働いています。

先日ニューヨークへ旅行した際に、日系の本屋さんへ行き見つけた本をおススメしたいと思います!

「モチベーション革命 
~稼ぐために働きたくない世代の解体書~」
(尾原和啓 著)

内容としては、
AIの発展によって、これまで人間が行ってきた仕事の大半がなくなるかもしれない(というよりなくなる)。そんな時代、ロボットに代替されない人間の価値とはなんだろう?それは偏愛によるモチベーションである。
ということが説かれた本です。

この本のサブタイトルを見たとき、正直私は「別に稼ぐために働きたくない、とは思ってないんだけどな…」
と思ってしまいましたが、
ふと、You Tubeの「好きなことで、生きていく」という言葉が浮かびました。
これまで働いてきた会社をやめ、「やってみたい、好きだ」と思えることのためにアメリカへ来た自分。
これからどのように人生を歩んでいきたいのか迷っていたタイミングで、何かヒントが得られるかもしれない、と思ったのが読むきっかけでした。

この本を読んで納得したことが1つあります。
それは、

私の親や祖父母の世代は「世の中の空白を埋める様に」仕事をしてきた世代。社会に無いものを生み出し、社会を支えてきた世代。
何かを達成することが、同時に社会貢献につながっていたから、家庭や自分の時間を犠牲にしてまで働いた。
その一方で、30代以下の世代は生まれた頃から何でも揃っていたので、物や地位の為に頑張ることができない。「埋めるべき空白がそもそもない」世代なのだ。

ということです。
たしかに、今の私たちの「幸せ」や「モチベーション」の枠は国や社会ではなくすごく個人レベルであると感じます。
現在は好き・楽しい という嗜好が働き方、ひいては生き方を変えていく時代になりつつあるということです。

この本の中で、「これまでは『ワークライフバランス』の時代だった。これからは、『ライフワークバランス(=たとえお金にならなくてもついつい取り組んでしまうこと)』の時代だ」とも述べられています。

みなさんは、好きなことに全力でいますか?

読む人(世代)によって、捉え方は大きく変わってくると思いますが、若い人だけでなく、採用や若手の教育に関わる上の世代の方にも読んでもらいたいと思った一冊でした。



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