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多発する!?パーソナルトレーナーのトラブル

大阪〜神戸で活動して25年目に突入!パーソナルトレーナーのたかつです
スポーツトレーナー学院で校長をしたり、パーソナルトレーナーの寺子屋というオンラインサロンを運営しています。
こちらのブログはフィットネスの世界で働く方、働きたい方、NESTA等パーソナルトレーナー資格をお持ちでスキルアップ、キャリアアップを考えている方向けに書いてます。

2020年以降、たびたびパーソナルトレーニング中の事故の記事が新聞などメディアで取り上げられるようになりました。
メディアで取り上げられるくらいに認知度が上がったという喜ばしい反面、こんなことで取り上げられる悲しさもあります。
当然、数が増えた分、事故が増えるというのもわかるのですが、徹底した安全管理のもと適切なプログラムを提供してもなお起こりうるものが事故です。
昨今の事故に関しては、それ以前。ちゃんとカウンセリングや評価もしないままトレーニングを進めていたり、トレーニングとは関係ないところで火種を作ってしまっているようです。

バズーカ岡田先生のYouTubeでもその辺り警鐘を鳴らされていました。

私が考える、NGトレーナーはこんなやつだ!

この動画のサムネにもある有名というのがどういう点で有名なのでしょうか?(SNSフォロワーが多いとか?コンペティターとして?) 
名選手が名コーチにあらず、のように必ずしもコンテストで活躍している有名人が腕利きパーソナルトレーナーであるとは限らないでしょう。
フォロー数が多いというのも指導力とは比例するものでもありません。

私が思うアカンやろトレーナーは…

1.ダメ出し、見下し をするトレーナー
勉強してて知識があるけれどコミュニケーション能力にかけ、お客様ができていないところを指摘しまくるようなトレーナーがいます。間違ってないんだけど人間同士のやりとりが下手だな〜というタイプ。
そして最もひどいのが、見下したり、あからさまに相手を罵倒するようなトレーナー。「こんなこともできないのか!このクソ●●〜!」「金払ってるか見てやってるんだよ〜」っていうようは人が実際にいるようです。
こんな人は即刻退場願いたい💢

2.自分が1番 トレーナー
お客様ではなく、鏡に映る自分の腕を見ているようなタイプのトレーナーです。嘘でしょ!?と思うかもしれませんが実際に存在するようです。
自分の体づくりのことで頭がいっぱいになっているのでしょうか?
もう一つ、会話が自分のことばかりになる人。お客様はあなたの話を聞きに来られているのではなく、自分の体がどう変わるかに興味があるはずです。

3.カウンセリングちゃんとできないトレーナー
いわゆる、トレーニング中の事故につながりやすいのがこのケース。カウンセリングを行うことで、真にクライアントが求めていること、望んでいることが把握できます。カウンセリングせずにセッションを進めるということは、自分のやり方を押し付けているということになります。
評価(最低限の柔軟性や運動能力)をすることなく、エクササイズや重量を選択することの危険性を認識しないといけません。

前述したように、注意しても起こってしまうのが事故ですが、そこへの配慮がないのは言語道断です。

こんなトレーナーを育成輩出したい

1.お客様をリスペクトし、修正点は解決策とセットで伝える
年齢関係なく初対面の相手には敬語で接するべきですし、長く続くお客様出あっても「親しき仲にも礼儀あり」を忘れてはいけません。
パーソナルトレーニングに申し込まれるお客様は我々に一定の期待を寄せておられます。運動が1人では上手くできないからこそ頼って来られているので、そこに真摯に応えずトレーナーを名乗る資格はありません。
できていない部分、修正が必要な動きがあるなら、「できてないことを指摘する」だけでなく、「こうすればよくなる」という解決策とセットで提案すること。
できないことをできるようにすることが我々の使命です。

2.お客様の話を引き出すための、自己開示
自分のことばかり話すトレーナーも問題ですが、自分のことを全く開示することなくお客様のことばかり聞き出そうとするのもアンバランスです。
自分の情報をある程度開示することで、お客様が話しやすくなることもあります。
お酒の好きなお客様とはお店の情報を教えてもらったり、こちらが教えたりする場合もあります。
基本的にはトレーニングやダイエットの疑問にお答えすることが会話では多くなりますが、たまに趣味の話などすることでお互いの人間性がわかり、より強い絆が生まれることもあります。

3.契約前面談をきちんとやる 
トレーニングの知識、指導技術などをトレーナー養成校では教えていると思いますが、その前段階、のこともとても重要になります。
お客様が最終的にこのトレーナーと契約するか否かを決めていただくために、最終面接のような時間があるとより相性のいい自分にあったトレーナーを見つけてもらいやすいかと思います。裏をただせば、そのトレーナーが最も力を発揮しやすいお客様とマッチングする可能性も高まります。
こちらができることとお客様が求めておられることをすり合わせていくこと。この作業を怠らず契約を結べば、継続していただけるお客様と出会う確率が上がるはずです。


上記のマインドと行動が取れる人がいいトレーナーってことになります(当たり前の行為)。

知識、技術、マインド、哲学、ビジネススキル・・・パーソナルトレーナーとして成功していくためには多角的に学び続ける必要がありますね。

引用

バズーカ岡田(Bazooka Okada)@okadatakashi_AT

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