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農家さん、JGAP始めてみませんか?(その㊴、7.3.2放射性物質への対応)

皆さん、こんにちは。
いつもご覧くださり、ありがとうございます。

さて本日は、7.3.2放射性物質への対応について解説していきますね。
早速ですが、要求事項はこちら↓

出典:日本GAP協会

この7.3.2の管理点は放射性物質に関しての項目になります。
普通の農家さんならば気にすることがない項目だとは思いますが、3.11の東日本大震災以降、農作物に対する放射性物質の影響を考慮せねばならなくなりました。

放射性物質というものは空気中、土壌中に常日頃から存在しています。
ご自身の農作物、農場にその影響が『ない』ということを証明できればOKです。

では、どうするか?
一つ目は、今稼働している原子力発電所の影響があるかどうかを確認することです。
現在稼働中の原子力発電所は関西電力管内の美浜、大飯、高浜、九州電力管内の玄海,川内になります。
これらの原子力発電所において、何かしらの影響で放射性物質が漏れた場合にご自身の農場に影響があるかどうか?確認をすることです。
→内閣府が出している資料に関西電力管内の影響を考慮したものがありますのでご自身で調べてみてください。

二つ目は『原子力災害対策特別措置法に基づく食品に関する出荷制限等』を確認し、出荷制限地域に該当していないか?確認をすることです。

これら二つの方法でご自身の農場が問題無いと確認出来たら、
38/113クリアです。
おめでとうございます。

次回は7.4対策・ルールの周知・実施・確認について解説していきます。
引き続きお付き合いください。

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