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農家さん、JGAP始めてみませんか?(その㉙、5.2外部委託先の点検)

皆さん、こんにちは。
いつもご覧くださり、誠にありがとうございます。

さて本日は、5.2外部委託先の点検について解説していきますね。
この項目は外部委託が『ある』農家さんのみが対象となります。

前回解説した5.1外部委託先との合意が取れて(契約書や覚書の締結)
初めて実施する項目となります。

それでは始めていきましょう!
要求事項はこちら↓

出典:日本GAP協会

記録している・・・がありますので何かしらの資料は必要です。

5.1でも記載しましたが、外部委託をする作業に関してはご自身の農場のルールが適用されます。
(ご自身の農場のことを実際にやってもらうわけですから・・・)

このご自身の農場のルールが
確実に遵守出来るか採用時に確認すること、
また継続して使用しているところは年1回以上は点検してくださいね
ということです。

では、何をどのように点検すれば良いか・・・

まずは、
①外部委託先と締結した契約書または覚書のコピーを準備します
②①には農場のルールを記載していますのでそのルールが遵守出来ているか
 確認を行います
③確認実施日、確認者の名前を空いているところに手書きで記入します
④不適合事項(例えば:身だしなみがルール通りでは無いなど)があればその
 内容を空いているところに手書きで記入します
⑤是正処置などの対応があれば空いているところに手書きで記入します
 (例えば:毛髪混入対策で着帽をルールとしているが、出来ていない事例が
 あった為、使い捨てネットを準備し、都度提供することで常に着帽状態と
 するなど)

これが記録となります。
あくまで原本に書き込むのでは無く、コピーした物で十分です。
これを採用時と必ず年1回以上は実施しましょう。

また外部委託先がJGAP認証を受けているのであれば、その証明で代替できます。

これが出来れば27/113クリアです。
おめでとうございます。

次回は5.3検査機関の評価・選定について解説していきます。
引き続きお付き合いください。

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