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農家さん、JGAP始めてみませんか?(その㉕、4.1作業者への教育訓練)

皆さん、こんにちは。
いつもご覧くださり、誠にありがとうございます。

ご存知だとは思いますが・・・
キャベツが高すぎる~(笑)

ニュースでも報道されていますが、¥1000/玉での販売というお店もあるようです。
どうしてもキャベツが必要な方は辛いですね。
5月中はほぼ回復が見込めないとの情報もあります。
本当に野菜が作りにくい気候ですね・・・

農家のみなさん、大変な気候の中、いつもありがとうございます。
少しでも私たち消費者がそのことを理解して行動しなければならないでしょうね。
1000円するキャベツを無理やり集めて契約単価で納品しろ!
より
1000円するキャベツの使用量を減らせるように規格変更するね!
という取引先、世の中になって欲しいものです。

嘆いても仕方がないので、自分自身が日々出来ることを精一杯実施していきましょう!

さて今回からは4章、教育訓練・入場者への注意喚起に入ります。
来訪者、従業員に対して重要な章となりますので頑張っていきましょう!
今日は4.1作業者への教育訓練について解説していきますね。

要求事項はこちら↓

出典:日本GAP協会

管理点2.1で定めた各責任者はそれぞれの担当分野の教育訓練について以下に取り組んでいる
⇒例えば農薬管理の責任者が農薬散布を実施する従業員に対し、散布方法・注意事項について教育しているか?など

(1)年1回以上、農場のルールに即した内容の教育訓練
→例えば年1回全員参加型の研修会を実施、新規入職者に関しては入社時に実施など
(2)は日本人でも文章だけで周知するのではなく、絵を用いた周知・教育訓練を実施する
また周知方法は朝礼や研修会だけではなく、OJT(On Job Training)・・・一緒に作業をしながら教育するなど方法は様々です
(3)2.1の責任者の明確化同様、明確になっていればそれを掲示、無ければ役割に変更があった場合、朝礼で周知するなどでも可です
(4)責任者による日常的な確認・・・
毎日全ての農場ルールの実施状況を確認する必要はありません。
重要な項目や重点的に取り組んでいる項目など、週一回など頻度を決めて、定期的に確認すればOKです。
その内容に関して、責任者の日報などに記録を残していき、不具合があれば朝礼で周知するなどが良いかと思います。
(5)に関しては(1)(2)の内容についての記録が必要になります。
記録表に関しては下記、有料部分にありますので必要な方はご購入ください。

この4.1に関しては常に実施しつづけることが必要な項目です。
何かを作って終了ではありません。
定期的に確認するなど、習慣化していきましょう。

これで23/113クリアです。
おめでとうございます。

次回は4.2公的な資格の保有または講習の修了について解説していきます。
引き続きお付き合いください。

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