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農家さん、JGAP始めてみませんか?(その⑲、3.2労働力の適切な確保)

皆さん、こんにちは。
今日は3.2労働力の適切な確保について解説していきます。

早速ですが要求事項はこちら↓

出典:日本GAP協会

要求事項がたくさんありますが・・・
まずは(1)の労働者名簿を作成しましょう。

これは農場が労働者を雇用していれば必要となります。
労働者かどうか判断する方法として・・・
賃金の支払い有無や拘束性などで労働者性を判断してください。

例えば家族経営の農場において、お子さんへの賃金の支払いが無く、好きな時間に手伝うだけなど自由な環境で労働出来るのであれば、労働者性無しと判断しても構いません。
各農場ごとに異なると思いますので、まずは既存の従業員の方がどうなのか?検討していただければと思います。

検討した結果、労働者と判断された場合、上記a~iを含む名簿を作成してください。

次に(2)の守秘義務についてですが、個人情報保護の観点から不特定多数の方が閲覧できる状態では✖です。
経営者と労務管理の責任者だけが把握し、鍵付きの保管庫で保管するなど対策を講じてください。

(3)は外国人就労者に関してです。
在留許可証の確認を徹底してください。
昨今、不法滞在者の就労が問題となっています。
人手不足だから・・・といって素性も分からないような外国人を安易に雇用しないようにしましょう。

(4)は年少者を雇用する場合は法令を遵守してくださいということです。

これら全てを網羅出来たら
15/113クリアです。
おめでとうございます。

下記、有料部分に労働者性を判断する資料と労働者名簿のフォーマットを貼付しておきます。
必要な方はご購入ください。

次回は3.3労働条件の提示について解説していきます。
引き続きお付き合いください。

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