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農家さん、JGAP始めてみませんか?(その㉚、5.3検査機関の評価・選定)

皆さん、こんにちは。
いつもご覧くださり、誠にありがとうございます。

本日も余談からスタートです(笑)
先日、徳島県のとあるミニトマト農家様の施設を見学させていただきました。
そこの農家さんはミニトマトでASIAGAPを取得されています。
会社のルール作りの一環でASIAGAPに取り組まれたそうです。
ASIAGAPは今投稿させていただいているJGAPにHACCPの要素を取り入れた少しレベルの高い物となります。
会社のルール作りでASIAGAPを利用するこの農家さん・・・
『素晴らしい』の一言です。

因みに審査会社はインターテック様をご利用され
やはり
『アドバイス等もいただけて非常に良かった』
と仰っておりました。

まだ審査会社が未定な方は、一度インターテック様にお問い合わせをされてはいかがでしょうか?(笑)

余談はこのくらいにして、本日は5.3検査機関の評価・選定について解説していきます。
張り切って参りましょう!
要求事項はこちら↓

出典:日本GAP協会

管理点で要求している検査を依頼する場合は・・・
(1)~(4)のいずれかを満たしていることを確認している
ということです。

では管理点で要求している検査とは・・・
ずばり、水質検査と残留農薬検査です。
他に土壌検査なども考えられますが、出荷する作物の安全性に与える影響が大きいこの2つが中心となります。

まだ検査機関について検討されていない方は・・・
(3)の日本GAP協会が推奨する機関に該当しているところを利用するのが良いですね。
日本GAP協会のHPに水質検査、残留農薬検査を実施してくれる会社が載っていますのでそちらでお願いするのが良いですね。
価格も安価ですし、JGAP認証を取得したい方用にパッケージも販売されています。

現状定期的に水質検査、残留農薬検査を依頼されている方はご自身が依頼されている先が要求事項に該当するか確認しましょう。

水質検査についてですが
(1)生産国が認定した登録検査機関かどうかを確認するのが早いです。
実は厚生労働省のHPに一覧があるんですよね(笑)
下記にPDFファイルを貼りつけておきますね。
令和5年1月1日段階でのものとなりますので最新の物はご自身でご確認ください。

残留農薬検査はHPに記載されていることが多いです。
不明な場合はTELで確認してみましょう。

これらが確認出来れば28/113クリアです。
おめでとうございます。

次回からは6章商品管理について解説していきます。
引き続きお付き合いください。





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