3万円の仕事を10個持つ

phaさんの
「ナリワイをつくる」という本
を読んだ感想を綴る。

生まれた時から
地震があったり、バブル崩壊したりの
日本の景気の下り坂に生まれたから
そもそも経済に期待してなかった。

幼少期はよく分からなかったけど
学生時代になるにつれて
なんとも言えない漠然とした不安がなにをするにも付き纏っていた。
そして自分は勉強も、スポーツも得意ではなく唯一の特技が真面目と我慢できることくらいだった。

だからせめて貧乏でも自由に豊かな人生
を送りたいと考えていた。

とはいえ具体的な行動に起こすことができずに高校大学、ついには大学院まで行ってしまった。
4年だけだけどサラリーマンもやった。

いつまでたっても漠然としたこのままでいいのかなという不安が消えず、
コロナで仕事がなくなったりし、
配属部署が変わったりして確信した。

このままじゃ駄目だ。

でも依然として何をしていいか分からない。

会社に依存せず副業を育てていこう、
若いうちから投資をして資産を増やしていこう
という本が多い中で
参考になることも沢山あったけど
なんでかピンとこない。

そんななか本屋でふと目に止まった。
「ナリワイを作る」
仕事じゃなくてナリワイ?
3万円の仕事を10個作る?
自分の中でピンとくるものがあった。

バイトの掛け持ちフリーターは昔からよく聞いたことがあったけど、
自分で考えた起業案件を10個同時にやってみるというのは目から鱗だった。
特に田舎は都会と比べてサービスが充実してないので痒い所に手が届くサービスがない。
だから自分で作る余地があるし、
一件3万円稼げばいいんだったら
出来るかもしれない。

そう考えた自分は会社を辞め、
草刈り、剪定、書道教室運営、書道パフォーマンス、看板執筆etc…
という思いつく限りのことをし始めた。

収入は一件3万円以上になったものもあればボランティア同然でやっているものもある。それにまだまだ数が足りないので今も日々何かできないかワクワクしながら考えてる。

学生時代、サラリーマン時代に付き纏っていた漠然とした不安はなくなった。
何かやらないと収入0で暮らしていけない。
やるしかないという気持ちに変わった。 

なんでも自分で体験してみないと分かんないもんだよ。本当に

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?