話してもくれない幼馴染
ヒロイン 岩本蓮加
僕には幼馴染で好きな人がいます。
○:蓮加おはよ〜
蓮:・・・
スーー
そう、僕が好きな人はこの挨拶しても返してくれなくて、すぐどっかいっちゃう岩本蓮加なのです
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○:はー
△:どうした、ため息なんてついて
○:今日も蓮加に無視されちゃった
△:蓮加さんは無理だろ
△:この学校のマドンナで態度が冷たいで有名な
人なんだから諦めろよ
そう、蓮加は△△の言う通りこの学校のマドンナで学年問わず告白されているらしい
○:でも俺と蓮加、幼馴染だよ?
○○と蓮加は親同士が仲が良く、家が近いので小学生のときはよく遊んでいた
△:蓮加さんとはいつまで仲良かったの?
○:小学校
△:その時点で無理だろ
○:でも中学のときは一緒にご飯食べたりしてから
○○と蓮加は小さい時から中学2年生ぐらいまで月に一度どちらかの家にいき家族ぐるみでご飯を食べていた。しかし、中学3年になる頃には受験もあり、ご飯も食べなくなっていた
キーンコーンカーンコーン
○:やば、席行かなきゃ
○○は自分の席に座った
○○は隣を見る
○:(やっぱ蓮加は可愛いな)
名前的に蓮加と○○は席が隣になった
蓮加が○○を見て睨む
○:(やっぱ嫌われてるのかな)
○:はぁ〜
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授業のペアワークでは...
○:蓮加、ここ答えなんだった?
蓮:(√2+√3)^2じゃない
○:ありがと
○:蓮加、ここは?
蓮:2じゃない
○:ありがと
蓮:はぁ〜
蓮加は聞いたら答えてくれる
でも、答えだけでそれ以外の会話はない
蓮加から聞いてくれることもない
先:岩本、ここの答えは
蓮:2です
先:おしい、3だ
蓮:え?
たまに間違える蓮加も可愛い
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休み時間は...
ポチポチ
蓮加は○○の隣の席でゲームをする
蓮加は中学生のときからゲームがすきだった
○○は蓮加に話しかけることなく友達と喋ったりゲームしたりしていた
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放課後は...
○:じゃあね、蓮加
蓮:・・・
スーー
家が近いからと行って、一緒に帰ることはないし
挨拶しても無視される
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○:はぁ〜
家に着きため息をつく
○母:どうしたのため息ついて
○:友達にも言われたけど、疲れただけだよ
○母:そう?
○母:そんな時にごめんだけど、今日久しぶりに
岩本さんとご飯食べるからね
○:え!?
○母:なに、そんな驚いて
○母:中3のときは受験があって、高校入って
1、2ヶ月 経ってるんだからそろそろ
かなって蓮母となって
○:どっちの家で食べるの?
○母:岩本さんの家よ
○母:18時半には出るから準備しといて〜
○:わかった
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18:00
○:課題あるからちょっと遅れるかも
○母:わかった、岩本さんに言っとくね
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19:00
ピーンポーン
ガチャ
蓮:入って
○:おじゃまします
蓮母:○○く〜ん、久しぶり
○:お久しぶりです
蓮母:蓮加なんて○○くんがくるの
待ってたんだから
○:え?
蓮:お母さん言わなくていいから//
そんな話をしながら手を洗い、ご飯を食べる
僕はさっきの言葉が頭から離れない
○:ごちそうさまでした
○○は机から離れソファに座りテレビを見た
客なのに勝手にテレビを見るのも変だが幼馴染はそんなもんだ
でもさっきからテレビの内容は入ってこない
蓮加も机を離れ○○の隣に座ってテレビを見た
テレビを見ているが机の方から両家のお母さんお父さんの話し声が聞こえてきた
蓮母:○○くんはなんで□□高校にしたの?
○母:○○は部活的に□□だったけど
蓮母:蓮加なんで□□に行くって聞かなかったのよ
○:そうだったの?
○母:蓮加ちゃんはなんで□□に?
僕もその話題は気になる
中学のときに蓮加に高校を
聞いても答えてくれなかった
蓮母:○○くんが行くから絶対行く!って
○:え?
隣を見ると梅干しみたいに赤くなった蓮加がいた
蓮:わ、私課題あるから//
蓮加は立ち、リビングを出て自分の部屋に行った
僕は放心状態でソファに座ったままだった
蓮母:○○くん、蓮加の部屋行ってくれない?
○:わ、わかりました
僕はソファから立ち蓮加の部屋に行く
コンコン
○:蓮加、入っていい?
蓮:・・・
無言ということは多分入っていい
○:入るよ
ガチャ
ドアを開けると蓮加はベッドに座っていた
僕はベッドを背もたれにして座って質問をした
○:蓮加、さっきの話ってほんと?
蓮:引いた?
○:え?
蓮:○○と同じところに行きたいっていう理由で
高校決めたこと、
○:引かないよ
○:僕も中3のときに蓮加に高校聞いたじゃん
蓮:うん
○:僕も蓮加と同じ高校いきたかったから//
蓮:え?
蓮:もしかして○○、私のこと...
○:うん、好きだよ
○:小学校ぐらいからずっと、
蓮:私も、小学生ぐらいから好きだった//
○:でも、よかった
蓮:なにが?
○:蓮加に嫌われてなくて
蓮:○○のこと嫌いになるわけないじゃん
○:でも無視するし、話してくれないし
LINEもしてくれないじゃん
蓮:だって、中学校ぐらいから急に○○カッコよく
なるんだもん
蓮:だから○○と喋るの恥ずかしくて//
○:え//
○:蓮加、顔真っ赤じゃん
蓮:○○も顔赤いじゃん
蓮○:・・・
蓮:ねぇ
○:ん?
蓮:あのさ、ぎゅ、ぎゅーしよ?
○:え!?
○:いいよ//
蓮加は手を広げる
蓮:ほら、はやく
○:はいはい
ギュー
蓮加は抱きついたまま離さない
○:れ、蓮加?
蓮:ん?
○:あの、長くない?
蓮:今まで○○と一緒にいれなかった分するの!
2分後
○:もういいの?
蓮:うん
○:そういえば付き合う?
蓮:当たり前じゃん
○:僕さ、怖かったんだ
蓮:なにが?
○:蓮加って、学校のマドンナだから誰かと
付き合ったりするのかなとか思ったから
蓮:○○以外の人と付き合うわけないじゃん
○:ほんと?
蓮:うん//
蓮:でも、私も怖かったよ
蓮:○○結構モテてるから
○:僕が?
蓮:うん
蓮:○○、かっこいいから//
○://
蓮:なんか言ってよ!
○:ごめん、嬉しくて
○:大好きだよ蓮加
蓮:私も好き//
蓮:もう一回、ぎゅーしよ?
○:うん
ギュー
蓮:えへへ//
少しして2人は離れる
蓮○:・・・
○:リビング戻る?
蓮:うん
蓮加と○○は手を繋ぎながらリビングに戻った
fin?
作品を見ていただきありがとうございます。
アルカスパルカンです。
2作品目でもまだ書くのは難しかったです。
特に写真を見つけるのが難しかったです。
最近の蓮加さんはめっちゃ可愛くて今回の作品をついつい書いちゃいました。
ツンデレなところをもっと書きたいので、この作品は続きが出る気がします。でも期待はしないでください。