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母親との別れ

早速前回の続きを書いていきます

義父のお世話は大変でしたが、昔の頑固親父とは想像できないくらいに可愛さもありました。しかし家での介護もだんだん限界を迎えてきて施設の空き待ちの状態が続いていました。

その頃実家の母は肺に水がたまりだし、検査のため入院をすることになりました
すぐに退院できると思っていましたがいっこうに良くならず、しかもコロナ中で中々面会することが出来なくなりました
肺の水もガンによるものだったので悪くなる一方でした

やっと義父が施設入居がきまり、ようやくこれから母を見てあげる事が出来ると思ってました母にはもう手が空いたので早く良くなって退院してきてと言ってました


一方施設入居後義父は食事が全然取れなくなりました
そして2週間もたたないうちに、突然仕事中電話がかかり慌てて施設に駆けつけるも、もう息を引き取っていました
89歳でした

義父が亡くなったことは入院中の母にはつたえませんでした
日に日に弱っていく母には伝える事が出来ませんでした

そこから2週間くらいたってから母までもが良くなることなく息を引き取りました

私はかなり後悔しました
変な意地?で無理してギリギリまで義父を見なくても、もっと早めに施設にお願いしてたら
入院する前のもっと母を見てあげれたかもしれなかったのに

まさかそんなに早く逝くと思ってなかったからかなりのショックと後悔の毎日でした

こんなに悲しい別れがあるんだなぁ
親と別れる事はこんなに悲しいことなんだなぁ

その頃から少しづつ私の考え方は変わってきました