あついねぇ〜。

私が担当する作業グループ"かのかの"。

今日は製造所へ行く事もなく、企業様から請け負った作業も全て終わり、やることがありません。

何もしなくていいじゃ〜ん!

という訳にもいかず、そうした場合は"やわらぎ"の作業に入って仕事をします。

以前に担当していた所なので、作業方法や利用者さんを知っています。

こちらには視力が弱い方、手足が不自由な方が所属していて、その中にメイちゃんという利用者さんがいます。

「お茶取ってくれる?」
-取りましたよ。蓋開けるだけでいい?
「手伝ってくれる?」

モノによっては持ちにくい物があり、今日家族が用意した水筒はメイちゃんにとっては、自分では飲みにくいものでした。

水筒の底を支える形で、口に含める量を見ながら上下します。

-どう?美味しいですか?
「ん〜、美味しい」

ゴクゴクと飲んでいた時に、

「あっついね〜」

魔法瓶型の水筒だったので、温度が分からなかったので、まさか!?と思い、

-熱いの!?

と慌てて水筒を口から離すと、

「違うちがう。まわり。あついね〜」

メイちゃんが伝えたかったのは『暑い』であり、泉灘は『熱い』と勘違いしていました。

-あ〜、そっちね。うん、そうだね、今日は暑いね〜。
「うん、暑くて汗出るね」

言葉の勘違いによって起きた一場面でした。

言っている方と聞いている方。
同じ言葉でも、その時の状況、環境によっては受け取り方が違ってくる。
そうした事がよくあります。

笑い話で済みましたが、水筒の中身を確認していなかったのは事実。
この時期は冷たいもの、温かいものを用意しているので、気を付けなければいけません。

今日の反省を、明日に活かして、支援をしていきます。

今日も利用者、生活支援員のみなさん、お疲れ様です。

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