もうちょっと大きく

私が勤務する生活介護事業所、その中で担当している作業グループ"かのかの"は、今日も食品製造のために工場へ行ってきました。
(毎日行くのが本来は当たり前なのですが、諸事情により不定期になってますゴニョゴニョ。)

今日の職員の応援は真清さん。

リアちゃんがお休みになったので、利用者さん4人、職員2人での仕事となりました。

今日は主に食品の包装作業で、係決めをしました。

今日は4人なので、人数はカツカツ。

それぞれの係に一人ずつ、と事前に説明して、

-この係したい人はいますか?

希望を募ると、シューさんとケイイチさんが手を挙げたので被りました。

本当は、どうしようか?と話し合う時間を持ちたいのですが、諸事情により、工場での稼働時間が短いので、話し合いをする時間すらもったいないので、泉灘からの提案で、

-交代でやりましょうか?

すると真清さんから

--交代の意味が分かってない人がいると思うよ?

ケイイチさんをロックオン。
(ケイイチさんと真清さんは、違う作業グループで一緒に働いていた経験があり、ケイイチさんのことには詳しいです。)

--シューさん、こっちの係やろうよ?
「え〜、なんでよ?」
--たまにはちょっと難しい方もやってみようよ!
「えぇ〜、本当にぃ?ん〜じゃあボクやるけど」

渋々受け入れたシューさん。

難しい方をやるって、それはケイイチさんにも言えるのでは?
と心の中でツッコミを入れていましたが、時間がもったいないので、

-シューさん、これ頑張ろうか!

なんとか納得してもらうよう働きかけました。

難しいと言っても、以前からやっていたシューさんなんで難しくはないとは思うのですが"やりたい"という気持ちを大切にしたいので、だからこその交代案だったのですが…シューさん、すみません。

それでも、その希望を通したケイイチさんだからこそ、職員から求めるものはあります。

ボウルにいれた食品が無くなったら教えてくださいね、と言っていたのですが、無くなったらそのまま静かにしていたケイイチさん。

--ケイイチくん、何してるの?無くなったら、無くなったよ〜って教えてあげないと分からないよ?

静かにしていたのに気付いた真清さんにそう言われて、その次からは小さく手を挙げて無くなったことをアピールしていました。

しかし、残念ながらケイイチさんの位置は、機械操作をしている泉灘からはちょうど死角となり見えないので、結局は真清さんの

--ケイイチくん、無くなったよ〜って。

それで気付いていました。

-ケイイチさん、もう少し大きく手を伸ばしたり、声出して教えてくれない?泉灘気付かないんですよね。
--まぁ、言葉が言葉として使ってないから難しいよね。
「あぁ」
-今言うんかいッ!そこ頑張りましょうよ〜

ケイイチさんと真清さんが光った作業時間でした。

ちょい難しい係をやっていたシューさんには、もちろん声掛けをしました。

-お疲れ様でした。大変でした?
「大変だったけど、頑張ったよ!」
-本当に頑張っていたと思います。お疲れ様でした。
「帰って給食だね〜」

給食を楽しみに片付けていたシューさんでした。

今日も利用者のみなさん、お仕事お疲れ様でした。

先輩後輩の生活支援員のみなさん、心の中からのツッコミがあった一日だったと思いますが、お疲れ様でした。

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