オタクの恋愛。ピュアだから美しい。ただしイケメンに限る。

漫画「ヲタクに恋は難しい」を読みました。アニメオタクの美人女性が、幼なじみでゲームオタクのイケメン男性と付き合うという恋愛小説です。

Leahは、アニメはあまり見ません。でも、テルアビブの若者は、日本のアニメや漫画が大好きです。私の友人にも、アニメ好きがたくさん居ます。部屋の壁がポスターだらけだったり、通信販売で日本からフィギュアを取り寄せたりしています。アニメのコスプレが好きな人も多くて、エルサレムでは年に2回もアニメのコスプレができるイベントがあります。

日本だと、子供がコスプレしていると、親が止めたり、嫌がったりすることがありますよね。イスラエルだと、子供のコスプレを嫌がる親は少なく、積極的に衣装作りを手伝う親が多いです。自分がコスプレする人もいます。もしかすると、この違いはユダヤ教から来ているかもしれません。ユダヤ教には「プリム」という祝日があり、この日には皆でコスプレをすることになっています。そのため、コスプレに対する抵抗が小さいです。

「ヲタクに恋は難しい」を読むと、日本のオタクについてよく分かって、面白いです。
・日本のオタクは隠れながら生きている。
・日本のオタクにはたくさんの種類がある。
・日本のオタクは自分に自信がない。
・日本のオタクは連帯感が強い。

結局この本は、幼なじみであるイケメンと美女がくっついただけの話です。でも、細かいところがいちいち面白いです。

「ただし、イケメンに限る」

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