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YCSJ2024TOKYO及びデュエリストフェスティバル参加レポート

いつもお世話になっております。この冒頭のあいさつってなかなかネタが思いつかないんですよね。

今回は2024年4月28日及び29日に東京ビッグサイトで開催されたYCSJ2024TOKYOとデュエリストフェスティバルに参加してきましたので、そのレポートというか、感想とかを書いていこうと思います。

例によって、だらだら長い文言を書くのはかったるいので、YCSJとかフェスティバルみたいな感じで略語をふんだんに使って記事を書いていきますのでよろしくお願いします。


初めてのCSがYCSJだなんて正気かい????

・はい、正気です!

見出しの通りです。今回が本当に初めてのCSです。それまでOCGは友人との身内戦のみで、初めて本格的に身内以外との対戦をしたのが2月に東京ドームで行われた決闘者伝説のイベント戦でした。身内戦ではそれっぽく効果処理とかをしていたものの、実際に身内以外とやるOCGはMDのように自動で処理はしてくれないので、かなり不安があったものでしたが、その時の対面の方がとても優しく、カバーしてもらいながらかなり競った勝負をすることができましたし、その時の楽しさが心に残ったのでいつかOCGの対戦はもう一度やってみたいとは思っていました。

そんな経験もあまりない自分がなぜYCSJに出ようと思ったのか。正直に言います。

ディアベルスターのデュエルセットが欲しかった。

もちろんほかにも理由はありますし、それはまた下にも書きますが、ひとえにサプライを集めるのが趣味の自分にとってはこれは抗いがたい誘惑でした。
公式に金を直接落としながら、自分の好きなサプライを手に入れるチャンスは逃したくないと思い、情報が出た瞬間に参加を決意しました。

・一抹の不安はあれど

しかしYCSJは正式名称の通り、公式のものとしてはかなりガチ目なカテゴリの大会です。前述の通り、そもそもの経験があまりない自分にとっては不安もありましたが、調べていくうちに何とかなるんじゃないかという想いも芽生えてきました。自分が調べた感じ、

・特に今回のYCSJは参加人数等のギネスを狙っているということもあり、かなりの人数が参加すること
・それだけ多くの人数が参加するということは、持ち込むデッキも多種多様である(らしい)ということ
・いわゆるモンスタープレイヤーはそうはおらず、大概はお互いに進めあおうとする性質の人たちが多いと(過去の参加者が)情報を流していたこと
・マッチ戦ではなくMDの形式と同じシングル戦ということで、ある程度はなじみがあること

このうち3ポツ目はTwitterを見てると本当か?と思う部分があったものの、まあいざトラブルが起きたら第三者介入させればいいや!の精神で流していくことにしました。実際、スマブラとかみたいなオフのコミュニティに参加してて、コミュニケーションさえ取れればなんとかなるというのもわかってはいたので、それも助けになりましたかね。

実際、2日間合わせてそこそこの対戦回数は回しましたが、正直そういったモンスターには1回も当たりませんでしたし、皆さんとても親切でした。この記事を読んでるオフの遊戯王未経験の方々も少しは興味が出てきたなら幸いです。

YCSJのデッキ選択

私は狡いので、YCSJとフェスティバルのデッキ選択の項目は別建てにして項目数を稼ぎます。

・選んだデッキとは

本題に入りまして、私が今回のYCSJにて選んだデッキ、それはなんと、

「未界域ホルスティアラメンツ」です

お世辞にも現代の環境とは言えませんねぇ…。しかも現在のOCGにおいては度重なる規制によって、ティアラメンツはかなり壊滅的な被害を被っています(エンジンであるキトカロスの禁止、アギドケルベクの禁止、テーマの各下級モンスターが全て制限等)。ちなみに構築は以下の通りになります。


改めてみると重いんだよなあ色々。構築は正直かなり好みがはいっています。

でも一応このデッキ選択にした理由はあるんですよね。ちなみに候補がもうひとつありまして、それは現環境でも存在感が強い「粛声」です。そしてそんな粛声を切ってまでティアラメンツを選んだ理由は以下の通りになります。

・理由その1:そもそも粛声をしばらく回せていない

基本的に自分は基本は身内としかやらない人間です。そして自分も身内も社会人なので、都合が合わないとそもそも回す機会もありません。特に最近は年度末及び年度初め進行というのもあり、3月に1回くらいできただけで、あとは手軽にできるMDのみという状態でした。(いいわけになりますが、仕事で疲れてるとOCGはなかなか手が出ないんです…)
そうなると、そもそもまだMDにないテーマとかはなかなか触れる機会もなかったため、習熟度そのものが落ちてしまい、本番かつYCSJというCS環境で回すにはかなり不安がありました。

・理由その2:基本となる未界域ティアラメンツはMDでの経験があった

私は以前の記事でも書いている通り、基本的にDCのような真剣勝負の場には必ずと言っていいほどティアラメンツを持ち出してます。なにせ一番やっていた時期に一番好きなテーマがティアラメンツでしたので、手癖が一番しみついているのもこのテーマです。結局こういうテーマを持っていくのが一番無難じゃないかと思ったのが正直なところです。

未界域自体が運が相当絡むものの、ハマった時にはゴリゴリの手数と火力を導き出せるという点、墓地を肥やす手段を自分から導き出しづらい現在のティアラメンツにおいて、効果で捨てることで展開をしたり、ティアラメンツを起動できる未界域は、運用の際の現状結構適切な解と思っていることもあり、経験も積んでいるこの組み合わせを軸としながら、置けさえすれば手数も火力も稼ぐことのできるホルスを合わせることで、気持ちよくなるように構築しました。

ちなみに今回の構築はその大部分を私が属しているティアラメンツのdiscordサーバーから知見を得ました。いつも本当に助かってます。これについては最後に改めてまとめます。

・理由その3:実戦で決めたいコンボがあった

MDでも未界域ティアラメンツは回していたのですが、UR石の都合でやってみたかったけどできないコンボがありました。ハマればすべてを更地にできるので爽快感がありますし、YCSJではなくフェスティバルでこのコンボを決めたときは正直脳汁が止まりませんでした。そんな短絡的な思考で選んだのかといわれるとちょっと苦笑いしながら頷きたくなりますね…。まあ楽しむことが最優先だったので許してください。

・理由その4:ティアラメンツで勝ちたかった

なんだかんだ言ってもこれが1番ではあります。好きなテーマで勝てればそれが一番嬉しいですし、自分に自信が持てるんじゃないかと思います。実のところ、先に結果を言ってしまえば、YCSJは結果としては振るわなかったのですが、それでも自分の1番自信の持てるテーマで挑んだので満足しています。あとくされがないのが重要。

デュエリストフェスティバルのデッキ選択

回したいデッキは何か

前提として、デュエリストフェスティバルはそれぞれのクールでのデッキ変更はできないものの、YCSJのように1つのデッキだけではなく、何個もデッキを持ち込むことができました。そのため、自分も前項のティアラメンツだけでなく、もう2個ほどデッキを持ち込みました。それが、

罪宝炎王スネークアイ


前日にバタバタで組んだのでグダグダなのは許して

粛声


エクストラとかガバガバすぎる。これから真剣に勉強します…

です。

正直フェスティバルだし、カジュアルよりの持っていこうかなとおもったんですよ?ただすぐに用意できてかつ経験が少しでもあるのがこの2つだったんです。
ただしかし、結果的にはこれで正解でした。なにせこのフェスティバル、結構天盃龍だの炎王だのが飛んできたので…。自分も回しながら勉強もできましたし、これでよかったんだとは思います。

まあとは言いながらも炎王スネークアイに関しては久しく炎王側をいじっていなかったため、展開を忘れてしまい、実質純スネークアイでやってました。本当にバカ。ありがとうMD。でも早く炎王は追加してくれ。

対戦レポート~YCSJ~

・結果発表

ここからは覚えている限りのレポートです。
まず結論から言います。対戦成績は0勝2敗、最速敗退です。前項であれだけデッキ選択の理由を述べておきながら、現実はこうです。次回参加する機会があったら、勝者側で勝つのを目標にします。

では以下試合内容です。

・勝者側1回戦:VS転生炎獣 先攻 敗北

この試合については、単純に手札がを起こしました。確か手札がドゥアムテフ、シラユキ、ハゥフニス、スクリーム、トリヴィカルマです。よりによって初手に来てほしくない手札が3枚くるという事故です。仕方ないのでお祈りスクリームハゥフニスして墓地を3枚肥やしましたが特に何も起きず。無抵抗でターンを渡しました。

ただお相手も若干事故ったのか、あまり動けず、ターンが返ってきたはいいものの、次のドローも確かケルドウがきてエンジンがない状況に変わりはなく、次の相手のターンで回し切られて削り切られました。ドゥアムテフは最後の最後にデッキ入りしたやつなので正直判断間違えたかなと思いましたが、後々役だったので許します。

・敗者側1回戦:VSユベル 後攻 敗北

正直に言います。ユベル初体験でした。

ただこの時はイムセティというエンジンがいたため、何とかなるかと思っていましたが、このエンジンを2回も止められてしまっては勝ち目はありませんでした。(というかあまり考えたくなかったんですがユベル相手のティアラってかなりしんどい気がしたんですがどうなんでしょうか?もうすこし後で調べてみます)

・YCSJの総括として

まあ覚悟はしてたんですよ。粛声とかよりもエンジンを引けなかった時の末路が悲惨だということについては(誘発もデッキの性質上、積みづらく、中途半端に終わってしまった時の妥協手段が取りづらいので)。

そもそものデッキの性質上、エンジンを引けないとどうにもならないので、もう少し未界域の種類を増やすとかしてもよかったかもしれません。マッチ戦だとサイドデッキを使えるので、メイン戦は誘発をさらに削って展開にすべてをかけるみたいなものもありますので。でもこういうデッキを握っている以上、こうしたリスクは甘受すべきものとして飲み込むしかありません。それが嫌ならほかのテーマを握ればいいだけですし。

ただ今回の結果は正直な気持ちを言うなら、悔しいの一言なので、今後のYCSJもリベンジを果たせるならしたいですね。今はデモンスミスとか原人もアツいみたいですし、今後も使えるときには使っていこうと思ってます。

対戦レポート~フェスティバル:8人制スイスドロー~

ここからは実際の対戦したときの様子を覚えてる限りで書きます。まあ流石に全試合そう印象に残ってるかというとそうでもないので、文章量に差が出るのは許してください。

1日目 1回目:VSセンチュリオン 後攻 ×

使用デッキはティアラメンツ。誘発は引けてなかったので相手の展開を眺めていました。ただの展開ならまだいいですが、相手が金満で謙虚な壺でカイザーコロシアムを引いてきてからは冷や汗がドバッと出ましたね...。大量展開がキモで、キトカロスのいないティアラメンツにこれをしのげというのはかなり厳しいです。
相手は場に2体でターンを渡してきたものの、そのうちの1体はコズミックブレイザードラゴンだったので自身除外しながら発動無効されたら無理だって。何も出来ず敗北。

1日目 1回目:VS相剣 後攻 ○

使用デッキはティアラメンツ。こちらはMDでよく見るセキショウバロネス+伏せ2枚でターンを渡してきました。ただ手数でゴリ押せはするのが未界域ティアラの強みで、とりあえず肥やしながらシラユキを使ってバロネスを吐かせたあとはこちらのもの。展開してマスカレーナ+2体でターンを返し、相手が動けなかったので他にリソースも抱えられていたのでずっとやってみたかったマスカレーナ効果からのゼロヴォロスSSからのシラユキ起動で盤面全除外をかまし、返ったターンでリーサル。マジで気持ちいい。これで満足しました。

1日目 1回目:VSトイ型白き森 先攻 ○

白き森は流石に分からんのよ。ただ先攻とれて相手も誘発がなかったので好き勝手やって相手の展開を止め切って勝ち。

2日目 1回目:VS粛声 後攻 ×

使用デッキはティアラメンツ。誘発がない状態から宣告者の神巫始動かまされると流石にキツいわい。何も出来ず敗北。

2日目 1回目:VS天盃龍 先攻 ×

天盃龍自体は初めてであったものの、このテーマだけはシェア率高いと予測して展開を軽く勉強してはいました。ただ手札が最悪で1ターン目が動けず、ゴキポールセットでエンド。途中相手のドラドラが1回ゴキポールに攻撃を弾かれたのは面白かった。ただその後は順当にキル取られて負け。

2日目 1回目:VS60枚ドライトロン 先攻 ○

使用デッキはティアラメンツ。たしかあまり展開はできなかったかと。マスカレーナ+1体だった記憶。ドライトロンに無限展開されたら終わりなので要のファフが絡むところにリトルナイトを2回ぶつけて止め切った後、王の棺から展開して勝ち。いやほんまつええなこのカード。

2日目 2回目:VSレイドラプターズ 先 ×

使用デッキは炎王スネークアイ。展開自体は通ってヒートソウルとかも絡めることは出来た。しかしRRは本当に知らず、止めどころもわからないまま相手の展開を通されて盤面捲られて負け。後でお相手と話した時に咎姫の墓地硬貨を使わなかった理由を問われてリアルに「あ゛」って声が出ました。本気で忘れてた。

2日目 2回目:VSイビルツイン 先 ○

使用デッキは炎王スネークアイ。これも前の試合とほぼ同じ展開でターンを渡した。今回はうららと泡影を握れてたのでそれを駆使したら相手が止まったので助かった。ジーランティスからキルとって勝ち。

2日目 2回目:VSマドルチェ 後 ×

使用デッキは炎王スネークアイ。クオシク艦隊は初めて見た。相手曰く、初動が1枚しかなく、貫通もない状態で金満で謙虚な壺からも引けなかったらしい。その初動にうららが通れば勝てたが、相手が抹殺の指名者を抱えていたため、その後は展開を眺めてるだけで終わった。負け。

2日目 3回目:VSファリス搭載型HERO 後 ×

使用デッキは粛声。GがないHEROは長いんだわ。相手の盤面がデスフェニ、ダークロウ、サンライザー、ワンダードライバーで返され、とりあえず抵抗しようとするも、ダークロウのハンデスで唯一の勝ち筋である三戦を持っていかれたのが致命傷になり敗北。いや相手の運すごすぎないか?リアルにぐにゃぁってなった。

2日目 3回目:VS天盃龍 後 ×

使用デッキは粛声。ローにヴェーラーで止まったとしか書けないのが悲しすぎる。

2日目 3回目:VS天盃龍 先 ○

使用デッキは粛声。相手に誘発がない状態かつ結界を素引きしていたので神巫始動から祝福、結界、威光を構えて相手を防ぎ切って勝ち。

対戦レポート~フェスティバル:デュエルスタジアム~

Aグループ:VSセンチュリオン 後攻 ×

使用デッキは粛声。初期手札が4誘発+ローとかいうアホな手札だった。それで相手の展開は中途半端に切れたものの、相手の最後の手札がよりによって幽鬼うさぎですべてが終わりました。

Bグループ:VSネムレリア 後攻 ×

使用デッキはティアラメンツ。相手がMDから初めてイベントも初めてとのことでこちらの事情も伝えて和やかに始まりました。相手アトラクター投げてきました。対戦ありがとうございました。

Cグループ:御巫 先攻 ×

使用デッキはティアラメンツ。展開始動がヴァンパイアしかないところに泡影撃たれたら無理っす。

Cグループ:イビルツインスプライト 先攻 ○

使用デッキはティアラメンツ。相手が誘発を持ってなかったので最大展開しながらうららG通して勝ち。

Bグループ:蟲惑魔 先 ×

使用デッキは粛声。細い始動しかなかったのでとりあえず次ターンかなあと思ってたら拮抗勝負が飛んできて全てが終わりました。

まとめ

結果として6勝13敗。いやーめっちゃ負けましたね。クリティカルヒットが多かったとはいえ、気持ちいいくらいに負けました。それでもこの2日間、ひたすら遊戯王漬けになって楽しめたのは面白かったです。次回は恐らく東京以外なのでなかなか参加は難しいかもしれませんが、タイミングが合えば参加したいと思います。またこれを機に地元のイベントとかにも顔を出してみてOCGに触れる機会を増やしてみようかなとも思います。
それでは、今回はここまでにしようかと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました。最後に記事内で少し触れたティアラメンツのdiscordサーバーについて触れておきます。

おまけ:discordサーバーの宣伝

記事内でも触れた通り、自分はティアラメンツ大好きな人たちが集まるティアラメンツのdiscordサーバーに属しています。ここでは構築などについて有志で集まって話したり、遊戯王関連だったり他の話題などでも交流できるサーバーになっております。
自分もここに挙げられている構築等を参考にしながらOCGやMDでティアラメンツを少しでも上手く扱えるようにとやってます。
もし興味がある場合は、以下の管理人さん副管理人さんの連絡先にメッセージ等を送り、招待を貰えれば入れると思います。

管理人・副管理人
しゃんいさん (Twitter: https://twitter.com/xy_duel)
やんさん (Twitter: https://twitter.com/yan_yu_gi_oh)
フギンちゃんさん(Twitter: https://twitter.com/O9MxHY4rVbolqIe)

ぜひ楽しいティアラメンツライフを(話題ズレ)





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