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コーチ/コンサルタントに必須の2つの問題解決法

自分のバージョンアップの為に定期的なメンタリングを受けています。普段のコーチ役からクライアントになる視点のスイッチがたまらなく新鮮で毎回ごとに視界がぐっと広がる感覚を得ることができます。

さて、本日のメンターとのお題は「問題解決」について。

問題解決、これについては、2つを同時進行することが大切だと思っていて(米国トップコンサルタントのマイケルE.ガーバー氏もコーチやコンサルの肝心だと言ってました)

その1つ目は「すぐの解決策」
2つ目は「長期的な解決策」

私のコーチングセッションでは、すぐの解決には行動学的アプローチをとり、短期で成果が出るように「行動の変容」を心がけます。

一方、長期的な解決策では、主に心理学的なアプローチとなることも多く、心理や価値観を深掘りすると言う事は、当たり前ですが、過去は簡単には変えれないことから(捉え直しは可能)クライアント自身がもどかしさを感じたり思考が堂々巡りになる可能性も高いので、慎重に取り扱います。よって長期の時間が必要。

そしてこの2つを同時進行でやることが最短で解決する鍵となるわけですが、組織においてはこの2つを同時ではなく、どちらか片方しか実践していないケースを多く見かけます。

更に悪いケースではリーダーは部下に問題を隠すことも起こっていますが、これはまた別の機会に触れるとして

「この2つを両輪で回す」を常に意識しておくことが解決に向けての変化に重要なこと。

例えると、目の前の火を消しながら、出火の原因を深く探る。こういった感じでしょうか。

価値観をさわると混乱もありますし、やはりフレームワークを手に入れた方が変容は早いです。

思考の道筋ができて更に慣れてくると、この2つを書き出すだけでも成果に繋がっていきます。もちろん「対話すること」はそれ以上の掛け算となる可能性を秘めていますが。是非お試し下さい。

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